感脳小説 悶々劇場
読んで…… 感じて……
買い物を済ませて病院へ…。
ガラスの向こうに新しい命…新鮮で複雑な気持ち…。
なんともいえない感覚。
病室に行くと嫁と義母が話しをしてる…。
お互い母親の顔になってる。
女って不思議な生き物だ…。
義母はこのまま付き添い、俺は家に帰る。
病院をあとにする…。
義母が追い掛けてきた…軽く挨拶をして家路に着いた…。
当分独身になった…。
仕事から帰っても誰もいない部屋…。
ついこの前まで義母と乱れた日々がウソみたいだ…。
そしてお迎えの日。
四人でわが家へ…食事を済ませて、俺は子供の寝てる部屋にいた。
添い寝をしてるうちにウトウト…意識があやふや…。
二人の話し声が聞こえる…
「どうだった?」
嫁の声。
んっ?。
「あんたの言ったとおり…」
んっ?。
「でしょ」
聞き耳をたてた。
「すごかったわ…お父さんより…」
…?なに?。
「あの人しょっちゅうだから…大変…」
なに!?。
「お母さんあたしまだできないからお願いネ」
「いいわよ」
そうか!わかった!。
妊娠中と育児の間に俺の性欲処理の相手にさせておく作戦だったのか!?。
なになに?。
「まさかお母さんを相手にするとはねぇ…」
嫁の呆れた声…。
「私も捨てたもんじゃないわ」
「少し若返ったんじゃない?」
笑ってやがる…。
まあいっか…。
まだまだ楽しめるってことか…。
俺はそのまま眠り込んだ…。
嫁よ!感謝!
END
Author:緋色 唯
いらっしゃいませ。
緋色 唯の『感脳の世界』をお楽しみください。