感脳小説 悶々劇場
読んで…… 感じて……
毎日ヒマ…。
学校に行っても、私はいつも窓の外を見ている。
退屈…。
毎日、くだらないクラスメートの会話。
家…?。
誰もいないよ。
私は一人ぼっち…。
ヒマで退屈で一人ぼっち。そして、『タク』に知り合った。
タクは私に優しい。
彼には夢があった。
ミュージシャンになる『夢』…。
「奈々…オレよ!デビューして…武道館満員にしてさ、そのステージの上で、お前を紹介してやるよ!」
目を輝かせて、私に話してくれる。
私も応援した。
タクの歌、私は大好き…!。
もちろんタクのことも…。
しかし、その夢は脆くも崩れ去って行った…。
最終オーディションの前日、事故に遭った。
左手首の骨折…。
すべてが終わってしまった。
そして、すべてが変わってしまった。
私達…堕ちて行ってしまった。
今までの事を、すべて捨ててしまった…。
その日暮らし…。
今日も私は渋谷にいる…。
『獲物』を探すため…。
私は今、身体を売っている…。
と、言っても、最後までは行かない。
いわゆる、『美人局』だ。
すんでのところで、タクが来てくれる。
スケベな男から、お金を巻き上げて、その日を楽しんでいた。
スリル!。
刺激的な毎日…。
タクの仲間と一晩中遊び歩いていた。
「どこかにいないかナ…」
渋谷の街を徘徊する。
スケベそうで、気の弱そうなヤツ…。
いた!。
『東急ハンズ』の前…。
背中を丸めて、キョロキョロしている。
格好の獲物だ!。
私は獲物に近付いた。
「お兄さん!」
びっくりしている。
「遊びに行こ」
コイツ、ドギマギしている。
話をしながら、しゃがみ、脚を開く。
イチコロ…。
獲物の視線は、私のスカートの中…。
チラチラ私の股間を覗いている。
もう少し…。
サービス…。
堕ちた!。
カラオケ、食事、全部出させた。
そして私は、獲物を罠へと誘い込む。
いつものホテル…。
ベッドに座り、可愛い女の子を演じる。
甘い甘い罠を…。
脚を開き、誘いをかける。
コイツ、私の股間に頭を突っ込んで、必死に見ている。
嫌な鼻息が、太腿にかかる。
しつこい。
いやらしい顔をして、私にせがむ。
「奈々ちゃん!見せて」
仕方ない…。
パンティをずらして、見せてやった。
フガフガ言いながら、私のそこを覗いている。
触られた!。
気持ちワルイ!。
タク!早く来て!。
「はあぁ…奈々ちゃん」
ブチュ!。
吸い付かれた!。
全身が寒気立つ!。
ニュルニュル舌が入ってきた!。
可愛くごまかそう!。
コイツ、何?。
まだまだ我慢だ、タクが来てくれる。
なるべくうまく交わそう。
パンティを剥ぎ取られた!。
世話しなくズボンを脱いで、私に襲い掛かって来た!。
バーン!。
来た!。
いつものセリフで、男を脅し付けてる。
タクにのされた男が、腹を抱えて倒れた。
「ゲホゲホ…」
ざまあみろ…。
「すげえぜ!こんなに持ってるぜ!」
タクがホクホク顔で、お金を数える。
私に半分…。
「よう、あんちゃん…俺のテク、よく見とけよ…」
そう、狩りを終えた私達は、必ず身体を重ねる。
いつもの儀式…。
優しく抱かれる…。
「奈々…行くぜ」
私は脚を広げて、タクを迎え入れる…。
温かい…。
最高の温もりを感じる。
タクだけ!。
タクだけが私を温めてくれる。
「奈々!奈々!」
「あっ!タク!ああっ!」
ひとつになった瞬間…。
私は幸せになる。
そしてまた夜の街に繰り出す…。
毎日が刺激的、スリルのある毎日を送っている。
同い年の女の子がバカに見えた…。
タクは、薄暗いボロボロのアパートに住んでいる。
私は、ほとんどここで、寝泊まりしている。
カビ臭い部屋…。
私の知らないミュージシャンのポスターが張ってある。
しかし、それは真ん中が破れている。
壁にある拳の窪み。
タクが夢を捨てた痕…。
自慢の赤いギターは、白くなって、床に転がってる。
電気もつけずに、私達はテレビを観ている。
タクに寄り添って…。
後ろから、タクが抱き着く。
「奈々…」
子供みたいに擦り寄る。
「タク…」
私の胸に手を入れてきた。
「奈々…奈々…」
私の首筋に、唇を這わせて…。
タクが手を握る…私は握り返す。
タクと唇を重ねる。
激しく唇を吸い合った。
「タク…大好き…」
「奈々…」
タクの手が、私の脚を割って入ってくる。
パンティに手をかけ、指が入って行く。
「うん…タク…あ…」
タクの入ってくる準備…できてるよ。
「あ…奈々…」
私の身体を揉みくちゃにする。
「奈々…奈々…」
何度も私の名前を呼ぶ。
子供が母親を呼ぶように…。
何度も何度も!。
ゆっくり…。
タクが入ってきた…。
下から熱い物が、上がって来る。
「あっ!タク…あんっ」
出たり入ったり…。
息を荒げて、私を求めている。
「奈々!」
「あっ!はっ!タク!」
お腹の中が熱くなる!。
何度も何度も、タクが私の中で暴れた。
「うぅ…くっ…奈々…」
身体を硬直させて、きつく抱きしめている。
そのまま抱き合った。
お笑い芸人が、くだらないコントをやっている。
黙ったまま、ただ画面を観ている。
タクの顔…淋しそう。
最近、そんな顔をすることが多くなった。
「ゴメンな…」
「いいよ…そんなこと…」
タクの肩に寄り添って、テレビを眺めていた。
第二章へ続く…。
ガンガン腰を振りながら。
ノブオくんは、相方を持ち上げた!。
『逆駅弁』。
「オメェも、こっち来い」
相方を抱えたまま…野郎の前に行った。
。
彼女を上下に揺さぶり始めた。
すげえパワーだ!。
俺も!。
重てー!。
必死に奈々を持ち上げた!。
そしてタクの前に行った…。
「ぶっかけちまおうぜ!」
おおっ!。
それは面白い!。
ノブオくん、ナイスです!。
もう、女の子二人は、野郎二人を忘れていた。
何にも気付かない。
仕上げだ!。
エッホ、エッホと身体を動かす。
「おい!出すぞ」
「うう…わかった!ノブオくん」
と、カウントダウン!。
3・2・1!発射!。
ビュルッ!ビクッ!。
思い切り飛び出した!。
ビチッビチッ!。
野郎どもの顔にぶちまけやった。
ノブオくん、道具のように相方の女の子を、ベッドにぶん投げた。
俺も!。
よっこらせ…。
優しく寝かせた。
重たいんだもん。
俺達のモノでビタビタな顔のヤツラ…。
悔しそう。
俺はタクの前に座った。
そして…言ってやった。
「こんなもんだ…」
カッコイイ~俺!。
ノブオくんも満足げだ。
すると、ノブオくん…。
ヤツラの懐を探り始めた。
金を抜いてる。
「やめなよ」
「取り返すんだろ?…たんねぇな…」
おいおい…。
二人を立たせた。
ガン!。
と、二人を蹴り上げる。
ベッドでグッタリした女の子を尻目に、部屋を出て行った。
「オラッ!キリキリ歩け!」
野郎二人のケツを蹴り飛ばしてる。
「どこ行くの?」
ノブオくん、フフっと笑って言った。
「こいつらのアジトだ…」
ポカーン…。
やめようと何度も言った!。
聞いてない。
俺はまた、完全にビビッた…。
「オメェの金…返ってこねぇぞ…」
………。
ついて行った。
そしてその『アジト』についた。
二人が急いで中に駆け込んで行った。
なんかわめき立ててる。
ポキポキ首やら手首を鳴らしてる。
バカーン!。
と、ドアを蹴破った…。
あんた『銀次郎』か…?。
母さん…今日で終わり?。
中には、五、六人のチーマー…。
それと、さっきのタクと相方。
「なんだ!くぉらぁー!」とか「殺すぞ!」とか…。
ちびる~。
ノブオくん、微動だにしない。
いきなり、革ジャンを脱ぎ、俺にほうり投げた。
「土、つけんなよ…」
「えっ!」
構えてる…。
「集金だ…」
もう俺を無視している。
「テメッ!一人でやんのか!」
ドサ…。
いきなり一人倒れた。
なに!?。
わかんない!。
そしてまた一人!。
飛び掛かってきた!。
チョンと膝にケリ…。
バランスを崩した…。
ああー?。
真横に!しかも…。
反対側に倒れた!。
空手?。
スッと呼吸をして言った。
「田舎でよ…『鹿島のタイガー』って呼ばれてた…」
はあ?。
「タイガー?なにそれ?」
「バカッ!知らねぇか!?『豹』だよ…『豹』…」
「と、虎でしょ…?」
一気に真っ赤になった。
「猫科にはかわりねぇべよ!」
怒るなって…!。
なんて、のんきなやりとり…。
してる場合じゃなーい!。
ヤツラが!。
また突っ込んでくる!。
頭を掴んだ!。
ゴキ!って…。
…ムエタイ?膝蹴り?。
「調子のってんじゃネェぞ!」
ナイフ持ってる!。
危ない!。
すかさず手首を掴んで、捻った!。
そのままクルッと一回転!。
あ…合気道?。
すげえ…。
ワクワクして見ていた。
ブルース・リーみたいな顔をしている。
余計だって…。
しかも似てないし…。
タクと相方が突っ込んできた!。
軽くやられた…。
あと数人…。
そいつらも、すべて倒れていた…。
ポカーンと見ていた。
ノブオくん、『キャンディ・キャンディ』と『ベルばら』の歌を交ぜて歌ってる。
そして、全員のサイフから金を取ってる。
「行くべ!」
ダッシュした!。
ノブオくん、ゲラゲラ笑ってる。
「オメェといるとおもしれぇな!」
俺はやだよ…。
車に乗り込み、走った!。
途中のファミレスに寄ってく。
気持ちが落ち着いた…。
ノブオくんが、ヤツラから盗った金を数えてる。
「持ってんなぁ~ほいっ」
パサ…。三万?。
「おい!ノブオくん!足りねぇよ!」
ギロッと睨まれた…。
「手間賃だ…あとはその他諸々…諸星ダン…だ」
つまんねー。
やられた…。
しかし…まっ、いっか。
何にもしなかったもんな…俺。
そして近くのファミレスに行った…。
ノブオくん。
ナポリタンをガツガツ食ってる。
どうもありがとうございました…。
それと、聞いてみた。
「その革ジャン…かなり気にいってるんだ」
「オレの先輩のだ…」
先輩…?。
「オレより強ぇ~…誰にも負けなかったよ…」
どんな人だよ…。
「その先輩って、族時代の?」
「おう…」
少し俯いて、メシを食ってる。
「今は?」
「天国だ…ケンカが強くても、ダンプには勝てなかった…」
その横顔が淋しそうだ…。
うう…涙が出そうだ。
「うっそー!」
このやろう!タバスコをどっさりかけてやった!。
「ノブオ!テメッ!」
「やんのか!コラッ」
深夜のファミレスでわめき立てた。
やっぱり相変わらずな人だな…。
ノブオくん…。
未だどんな人なのかわからない。
もしかして、人間の全ての感情を、ストレートに出せる人かも…。
そんな気がした。
俺は無理だな…。
ノブオくんは相変わらず家に来る、マイペースに、好き勝手に…。
PS…ノブオくん、将来は『仮面ライダー』になりたいんだって…。
また言ってら…。
Fin
テーマ:おすすめアダルトDVD - ジャンル:アダルト
めっきり落ち込んだ…。
しかし、だんだん冷静にもなってきた。
俺のプライドより、あの金が!。
無性に腹が立ってきた…。
それから、ほんの少したったある日…。
ドンドン!ドカッ!。
来た!。
ノブオくんだ!。
あの時のキズは癒えたようだ…。
明るくなってる。
「おう!またエロビデオ貸せ!やっぱりこっちがいいべ」
なんてまくし立てる。
「好きなの持ってって…」
気のない返事に、ノブオくんが怒った!。
「テメッ!なんだ!その態…度は……なんだ?その顔…」
俺は、事情を話した。
段々彼の額から×が出てきた。
顔が真っ赤になっていく。
こっちもこえぇ~…。
プルプル震え出した…。
肩を震わせてる。
「ダハハハハー!」
笑われた…。
転げ回っている。
「エロビデオよりおもしれー」
首を締めて怒っても、この男…。
笑ってやがる。
「あ…」
何気につけていたテレビ…渋谷を映してる。
『乱れた若者…』
嫌な思い出だ。
あれっ?。
アイツ!。
『タクちゃん』が映ってる!。
笑うノブオくんに見せた。
「アイツだ!」
得意げにインタビューに答えてる。
顔にモザイクがあるけど、間違いない!。
さっきまで笑っていたノブオくん…。
ジーッと画面を見ている。
親指を噛み始めた。
なにか企む時のクセだ。
バッ!と立ち上がった!。
「渋谷いくべ…」
また始まった…。
もういいよ。
「オメェの金…取り戻してやんよ」
やる気満々だ…。
でも、なんか嬉しかった。
そしてあのクレスタで高速にのって…。
渋谷に行った。
俺が奈々と出会った『東急ハンズ』。
ノブオくん、ショートホープをくわえてウンコ座り…。
鋭い眼光で見ている。
街に会わない…。
「それ…ダメだよ!それにスウェット…」
チッ!て煙草を投げ捨て、車に行った。
「これでよかんめぇ~」
革ジャンと皮パン!。
バシッとキメた!。
「カッコイイ~」
「だべ?」
しかし、中の『1番』のTシャツはやめて欲しい。
サングラスをかけて…。
ロケンローラーになった。
渋い!渋過ぎる!。
何人かの女の子が、声をかけてくる…。
無視!。
カッコイイ~。
「お兄さん達!」
どっかで聞いた声!。
来た!。
奈々だ!。
しかも、もう一人連れてる。
「おま…うぐ!」
いきなり制止させられた。
「キミらヒマなの?」
はあっ?。
ノブオくんが変身した。
口がよく回る。
あっさりナンパに成功した。
しかも奈々は、俺を覚えていない。
ノブオくん、ガッチリ俺の肩を掴み、言った。
「女と金、両方もらっちまうからよ!だから、しらばっくれてろ…」
と、耳打ちした。
ノブオくん…。
なに考えてんだろう?。
そしてあのホテルに行った。
一部屋に四人…。
彼女ら二人は、やだやだぁ~なんてはしゃぎ始めた。
ノブオくんは自慢の革ジャンを丁寧にたたんでいた。
俺はドキドキした。
大丈夫なのかよ…?。
不安になる。
「ねぇ…お兄さん…」
奈々が張り付いてきた。
「どっかで合った?」
「知らない」
焦った!。
でも、ホントに覚えてないぞ。
あちらは盛り上がってる。
ニヤつくノブオくん…。
ヤバイよ!。
奈々が擦り寄る…。
ああ……たまらん!。
行っちゃえ!。
奈々に被さった!。
「あんあん…ダメよ」
と、奈々が言った時。
バーン!。
来た…!。
ノブオく~ん…。
やはりタクちゃんだ!。
もう一人いた!。
万事休すか…。
またクチャクチャとガムを噛んでいた。
「おらっ!テメェら!俺の女になにやってんだお!」
来たー。
もう一人の男…。
ヘラヘラ笑って、ノブオくんに言った。
「俺の女…返してよぉ~…じゃなきゃ…エグるぞ!コルァ~」
知らんぷりして、女の子の胸を触ってる。
「なめてんのか!コラッ!」
と、言った瞬間!。
ノブオくん!。
俺に警棒を渡した。
「行げ!ace☆!」
あわわ…。
タクちゃんが向かってきた!。
「このやろー!」
ガキーン!。
当たった…。
ばったり倒れちゃった。
「タク!」
もう一人をノブオくんがひょいと脚を引っ掛け、頭を思い切り踏ん付けた。
完全にのびた二人をガムテープで縛ってる。
パンパン…!。
と、ヤツラを起こした。
「オメェらの女…やっちまぁ~からよ…見とけ」
ズバッと脱いだ!。
ノブオくんの…。
腹に付きそうなくらい頭を上げている。
「オメェもやれ!」
あの時の屈辱がよみがえった!。
タクちゃんの目の前に…。
言ってやった。
「よく見とけ…俺のテクをよ…」
奈々を見る…。
あわあわしている。
ノブオくん…。
しっかりやってる。
「許して…」
「ダメ…」
「なんでも言うこと聞くから…」
「じゃ…やらせろ…」
今、俺は大悪党になった気分だ。
そして奈々に被さった。
奈々はブルブルと震えていた。
ニコッと笑ってやった。
そっと奈々に近付く…。
膝から太腿を摩った。
ブルブルっ!と震える。
「いやいや!」
「なんでも言う事聞くんだろ?」
奈々は観念したように、身体の力を抜いた。
「がが!えめ!やえお!」(奈々!てめっ!やめろ!)
って、さるぐつわをされたタクが叫んでいる。
アカンベーをしてやった。
たっぷり遊んでやろう。
奈々ちゃん…。
あの時と同じ、いい匂いだ。
頬にキス、そして首筋まで…。
「あ…あふ…なに?」
顔を真っ赤にしている。
唇を指でなぞり、半開きになった口に、差し込んで行った。
チュ…。
しゃぶってる。
トロン…と虚ろな顔になった。
奈々の服のボタンを外していく…。
タクがバタバタ脚をバタつかせている。
「がが!がが!」
って…。
可愛いピンクのブラが…ストラップをずらして、外していった。
協力的に、身体をずらして、奈々が身体をよじった。
首筋を吸いながら、胸を触った。
「ふん…あ…」
柔らかい…。
乳首を指で擦った。
ピク…。
小さい反応。
はさんで、クリクリした。
「ああん…」
クッ!と身体を縮ませ、大きく息を吐いた。
「はああ…なに?…気持ちいい…」
「当たり前だよ…」
耳元で囁き、耳たぶを優しく噛んだ。
「はん…んん…」
なんだ…?。
こんなこともしてもらってないんだ?。
奈々はもう、周りのことを忘れていた。
ノブオくん、オラオラ言いながら、もう一人の女の子を責めている。
「くあっ!すごい!ああっ!」
すげっ!。
彼女、悶絶してる…。
負けてられない!。
こっちも!。
乳首を舌先でチロチロ…。
だんだん硬くなってきた。
チュッ!。
吸い付いた。
「あっ!なになに?違うよ!あぁ…」
タクのテク…。
たいしたことないな…。
っていうか…。
知らないんだ!。
舌で転がし、吸い付く。
それだけで、全身をブルブル震わせた。
「感じる?」
「気持ちイイ…」
「でしょ?まだまだよくなるから…」
俺は、歯の浮くようなセリフに痺れた。
ミニスカートに手を…。
まだまだ!。
太腿を摩る。
ゆっくり、揉むように…。
少しずつ、奈々の脚が開いていく。
指先で…。
ちょっと奈々に触れた。
「あっ!」
そっと指をあて、ゆっくり優しく擦る。
ムチムチした感触…。
早い!。
もうジットリしている。
「あん!わからなくなっちゃうよ!」
「飛べ…」
そう言って、奈々のパンティに手を入れて行った。
大洪水の中に、指を泳がせた。
軽く、ゆっくり…。
ツルッと指を入れて、かきまわした。
「ああ!あっ!」
脚をガバッと広げ、喘いだ!。
またギュッと閉じ、身体を縮込ませる。
「ああっ!あんん…いや…いやん」
かなり気持ちいいらしい。
俺の手首を掴み、動きを止める。
「いやだよ…こわい…」
「大丈夫…飛ばしてあげるから…」
クイクイ指を動かし、かきまわした。
「ああっ!」
奈々も、悶絶している。
「真っ白!真っ白!」
そう叫んで、クッ!と身体を硬くして痙攣した。
「はくっ!んくぅぅ…」
ガックリ…。
動かなくなった…。
それを見たノブオくん。
「オメェすげえな!」
バチンバチン腰をぶつけて言った。
奈々ちゃん…これからだよ…。
スルッと小さなパンティを脱がせて、脚を開いた。
なすがままの状態…。
薄い陰毛からよく見える。
ヒダがピッタリ閉まっていた。
指でクイッ!と開く。
溢れ出す…。
ホントに大洪水だ。
しっかり舐めまくった。
ヒダに舌を這わせ、中をかきまわす。
「イヤッ!漏れちゃう!漏れちゃう!」
逃げようとする奈々…。
思い切り固定して、舐めまくった。
「くうぅ…くうぅ…」
身体を波打たせながら、悶絶している。
「あっ!くっ!イヤッ!」
だらしなく脚を開いたまま、イヤイヤをしている。
今まで教えてもらった技をすべてやってやる!。
ひっくり返して、四つん這いにさせた。
「こんな恰好するの?」
おいおい…。
後ろから舐めまくった!。
「ハアッ!なんか!違うよ!ああっ!」
尻を震わせて喘いだ。
吸い付き、舐める。
奈々の尻穴…舌を…。
「なにっ?イヤッ!」
蕾のような尻穴を責める。
「なんで!そんなとこ舐めるの?」
「奈々ちゃん可愛いから…」
チュッ…と、吸い付いた。
「やっ!ヤダ…」
尻をよじる、いやらしく音をたてた。
チュッ、チュッ…ピチャピチャ…。
「や…き、気持ちわる…あん!」
感じてるじゃん。
腰を引いたり、突き出したり…。
クネクネ腰をくねらせてる。
「あ…やだ…あんっ!」
しつこくやった…。
あれっ?。
ノブオくんと相方の彼女が、俺のやってるところを見ていた。
「すごい…奈々、どうなの?」
なんて聞いてる。
奈々は、首を振りながら答える。
「な、なんか…生き物が、アタシのお尻をはいまわってる…」
二人、ゴクリとツバを飲み込んでいた。
「お…オレもやるべ…」
なんて…。
相方を四つん這いにして、やり始めた。
「うあっ…ホントだ…いやん」
「でしょ…ああん」
並んでやり合った。
後ろのやろうども、訳のわからない事を言って、バタバタ暴れ狂ってる。
「ふがー!むがー!」
しらねぇよ!。
振り向き、ヤツラを見てニヤつき、奈々を責めた。
「あんっ!あんっ!」
そろそろだナ…。
俺は、奈々を仰向けにして、あてがった。
「いくよ…」
「うん…うん…」
あの時、あんなに俺をバカにしたくせに…。
今は、完全にまいってる。
期待の表情で、脚を広げて待っていた。
入り口に勃起を…。
先をめり込ませていく。
「あっ!」
ググッと!。
少しキツイ…。
「はあ…入って…うんっ!」
一気に!。
ズズッと飲み込ませた。
「ハアッ!あぐっ!」
唇を噛み締めて、俺の腕を痛いくらい掴んでいる。
「あーっっ!」
ゆっくり腰を引く。
ドン!。
と奥まで突いた。
「あっ!あくぅ…」
ドン!…ドン!。
ガクッガクッと、奈々が跳ねる。
少しずつ、ペースを上げていった。
「ああっ!ああっ!」
そして、激しく!。
「くあっ!イヤッ!」
頭をブンブン振ってる。
「なんで…こんなにできるのぉ~?」
バカか?。
二、三十秒で終わって満足してる奴が言うな!。
もっともっとだ!。
気持ちいい『お仕置き』をしてやる!。
奈々が白目をむいた…。
カックリ堕ちた。
あれあれ?。
相方の女の子も白目をむいてた。
ノブオくん、あきれてる。
力無く寝そべる奈々を、ひっくり返して、四つん這いにさせた。
人形になった、奈々の腰を掴んで後ろから突いた。
相方もしっかりやられてる。
二人の女の子の喘ぎ声と、バカな野郎どもの罵声が響く。
俺達は大笑いだ。
「おい!ace☆出るぞ…!」
ノブオくん、イキそうだ。
最終章へ続く…。
あの日からノブオくんは、さっぱり顔を出さなくなっていた。
…かなりこたえたんだナ、と思った。
休みの日。
久しぶりにパチンコに行った…。
「ノブオくん…いたりして…」
まぁ、いいや!。
そして、台選び!。
あの爆裂機『花満開』!。
勝負だ!。
はじめてから数分…。
花吹雪!確変に突入!。
やたっ!やたっ!。
止まらねぇー!。
嬉しい悲鳴だー。
俺の周りに箱の山が、築かれていく。
そしてギャラリーが増えていく…。
快感だ…。
結局、三~四時間位で…。
なんと!十万円ちょっと!。
すごい!。
俺は、リッチになった。
使っちゃえ!。
豪遊するぞー!。
しかし、どうするか…。
そーだ!。
ソープに行こう!。
初めての体験…。
「母さん…オレ、初めてのソープデビューだよ…」
コンビニで風俗雑誌を買った。
迷う、悩む…。
やっぱり新宿か?。
イヤイヤ…。
苦い思い出が頭をよぎる。
そして、何故か渋谷にいた。
街をフラフラ歩く…。
夕方の渋谷…。
たくさんの人、人、人…。頭がクラクラしてきた。
『東急ハンズ』のそばのベンチで休んだ。
しばらく人混みを眺めていた。
「お兄さん…」
と、声をかけられた。
「はあ?」
俺の目の前に…。
可愛い!。
女子高生が座り込んだ!。
ニコニコしながら、俺を見ている。
少し茶色い髪を、クイッと耳にかけて、
首を傾げて俺の顔を覗きこんでいる。
「なにしてんの?」
「べつに…何も…」
「ふ~んアタシもヒマなんだ…」
あれあれっ?。
これが噂の!。
『逆ナン』ですかぁ~?。
イヤッ…また…。
…かもしれん!。
「何、ブツブツ言ってんの?」
ちょっと足りない話し方で言う。
「遊ぼ!」
なんて…可愛いじゃん!。
金もあるし…。
でも…ソープに行きたい!
う~ん。
可愛い瞳で、俺にせがむ。
遊んで遊んでを連発された。
彼女しゃがんでる…。
白くて綺麗な脚。
見えそう…。
チラチラ気になった。
「どうしようかな…」
なんて、じらした。
「ねぇ…遊ぼ!」
と、少し脚を…やたっ!。
見えた!白!。
ムチムチした、柔らかそうな太腿…。
プックリしたところがまる見えだ!。
決まった!。
君に決定!。
跳びはねて喜んでる!。
ククク…少し相手して、ホテルで一発だ!。
ピッタリと俺に張り付いてきた。
彼女の名前は『奈々』高校二年生…。
気分は上々だった。
ゲーセンでUFOキャッチャーをして、軽く飯を食べた。
そして…いよいよ…。
寄り添う奈々をホテルに連れ込んだ。
いやらしい感じがする部屋に入った。
でかいベッド…。
総鏡貼り、なかなかマニアック。
奈々はベッドの上で跳びはねてる。
ヒラヒラのミニスカートから、白くて小さなパンティがチラチラ見えた。
そして…俺の方に向き直って、ニコニコ笑っている。
「ねぇ…どうしよっか…?」
奈々は膝を立てて、ゆっくり脚を開いていった。
おぉ~…。
鼻の下が伸びる。
ムチムチの脚…。
パックリ開いた。
たまらず、奈々の股間に頭を突っ込んだ。
しっかり覗いた。
「スケベ…」
「当たり前じゃん」
脚を開いて、見せてくれている。
スケスケのパンティ…。
あまり毛は濃くない。
じっくり観察した。
若い匂いがしてくるようだ。
小さいパンティが少し食い込んでいる。
脇から数本、毛がはみ出してた。
「まだみてるの?」
そう言って、クスッと笑う。
「もう少し…」
「それじゃ…はい…」
パンティをずらして…。
見せた!。
観音様!。
手を合わせた!。
綺麗なピンク色…。
小さめのビラビラ…。
たまらん!。
「奈々ちゃん!もっと見せて!」
鼻息を荒くして、お願いした!。
「いいよ…はい…」
中指でビラビラを…。
キュッ!と開いた。
「見える?奈々のアソコ」
「うん!うん!キレイだよ!」
頭が沸騰した!。
「奈々ちゃん!」
俺は、彼女に飛び付いた!。
奈々の股間に顔を埋めた!。
思いっきり匂いを吸い込んだ!。
「あん…」
「奈々ちゃん!奈々ちゃん!」
パンティの柔らかな感触、鼻をグリグリした!。
まるで犬だ!。
「あん…ちょと…あん!」
頭を押さえて、バタバタ暴れる…。
足首を掴んで開かせた。
「いやん、いやん」
可愛い!。
萌えに燃えた!。
またこの恰好がいやらしい。
ガバッと広げてやった。
恥ずかしそうに、手を口元に持ってく…。
キュッ!と唇を噛み締めていた。
「優しく…して…」
ダメだ!我慢できーん!。
バタバタとズボンを脱いで!彼女に飛び掛かった!。
パンティに手をかけて、脱がそうと…。
「あん…乱暴しないで…」
おさまりのつかない俺、がっついていた!。
「奈々ちゃん!早く!早く!」
スルッとパンティを脱いだ…。
そしてまた、脚を開いた。
「いいよ…」
またまた可愛い!。
ルパン三世が、富士子ちゃんに飛び掛かるみたいに行った!。
バーン!。
いきなりドアが!。
なんだ!これからなのに!俺はこれから…。
あれっ?。
そこには…。
ロン毛のあんちゃんがいた。
ガムをクチャクチャ噛んで、ヘラヘラ笑っている。
ガッ!と頭を掴まれ、ベッドから叩き降ろされた!。
「タクちゃん!」
えっ!?なに?。
情けない恰好で、転げ落ちた。
タクちゃん?。
やられた!。
そのタクちゃんがスゴむ…。
「あんた…俺の女に、なにやってんだ?あぁ?」
おっかねぇ~…。
カクカク足が震えた。
「コイツ変態だよ…ずっとアタシのオマンコ見てんの…」
「兄さん…高いよ…奈々のオマンコ」
と、いきなり腹を殴られた!。
一発!二発!。
ボコボコにされた。
ベルトで腕を縛られ、サイフを抜かれてしまった!。
「やめ…やめろ…」
バチッ!また一発!。
「持ってんじゃん…」
チクショウ!。
持って行かれた…。
動けない状態でヤツラに罵声をあびさせた!。
聞いちゃいない。
「タクちゃん強~い」なんて奈々が抱き着いてる。
「当たり前だ!百戦連投だ!」
ばか!。
『百戦練磨』だ!。
しかも今使う言葉じゃないだろ!?。
「こっちも強ぇ~ぞ」なんて、出してきた。
はあ?。
半立ち?。
「うわぁ~タクちゃんビンビン!」
うっそー!あれで?。
「奈々…濡れてきちゃった…」
「コイツに見せ付けてやろうぜ」
「いやん…タクちゃんたら」
なんの会話だよ!。
「よう…兄さん、俺様のテク…よく見てな」
得意げに言ってるし。
「タクちゃん…奈々、我慢できないよ…」
こうなったら見せてもらうよ…あんたのテクってやつをよ。
半立ちのムスコ…。
ハンバーガーばっか食ってるからか?。
いきなり奈々に被さった。
えっ?前戯は?。
「ああ~んタクちゃん最高~」
えっ?あんたもですか?。
オラオラ!。
なんて言ってる…。
そして…。
二、三十秒くらい…。
「いくぜ!おうっ!」
「あっ!タクちゃん!アタシも!イクッ」
はあ?。
誇らしげに俺を見ている…。
奈々も虚ろな顔をしていた。
鹿の交尾だ…。
「タクちゃん…今日もすごかった…」
「当たり前だ!今日はチーズバーガー食ったからな!」
何言ってんだ?。
しっかり中出ししたタクちゃんがにじり寄る…。
座り込んで言った。
「十年早えんだよ!」
フニャフニャのチンコ…。
皮が被ってる。
腹に一発!。
ケリを入れられた!。
ゲボッ!。
もがく俺を尻目に、二人は出て行った…。
くっそー!。
サイフの中身…。
三百円ちょっと…。
トボトボ家に帰った。
悔しかった…!。
騙されたのが情けない!。
俺はいじけてしまった。
東京は恐いところだ…。
完璧にヒビッてしまった。
しかし、許せない!。
俺みたいな、か弱いヤツラが被害になってるんだな…。
ギャフンと言わせたい。
…でも、やだな。
恐いもん…。
第四章へ続く…。
俺のところから、加奈ちゃんの胸元がよく見える。
興奮してきた!。
隣の部屋から…。
ゴソゴソ…。
なにか聞こえる。
ちょっと聞いちゃおうか?。
ノブオくんに興味があった。
壁に耳を…。
加奈ちゃんがやめろって、服を引っ張る…。
俺は、加奈ちゃんを呼んで一緒に聞こうって誘った。
なにやら怪しげな…。
おぉ?。
やってるやってる…。
真理ちゃん、可愛い声だナ…。
加奈ちゃんもしっかり聞いていた。
「真理…すごい…」
その言葉を聞いた!。
俺も…!。
たまらず加奈ちゃんを抱いてしまった。
「どうしたの?」
「我慢できない…加奈ちゃん…」
また彼女の唇を奪った。
隣が盛り上がっているから、よけい興奮した。
貧るように彼女と唇を重ねた。
手を握った…。
小さくて、柔らかい手だった…。
ギュッ!と握り合った。
「加奈ちゃん…ダメ?」
「…」
何も言わない…。
恥ずかしいんだ…。
またまた可愛い!。
ウブなんだなぁ~…。
でも、やめられるわけがない!。
服の上から胸を触った。
「あ…」
せつない顔をして俺を見つめてる…。
ゆっくり揉んだ。
思ったより大きいナ…。
首筋に唇を這わせ、胸元にキスをしていく。
「あん…ダメ…」
たまらん…!。
ノブオくんより盛り上がってやる!。
そして、直接彼女の胸を触った。
フルフルっと彼女は震えた。
隣もすごいのかな…?。
ちょっと気になる。
加奈ちゃんの、服のボタンを外していった…。
可愛いブラジャーが…。
「あっ!ダメ!」
拒まれた!。
ここまで来て…。
そりゃないよ~って、あきらめる俺じゃない!。
ブラジャーを剥ぎ取り、加奈ちゃんの胸を、触りまくった。
「あ…あん…」
感じてんじゃん!。
硬くシコッた乳首をつまむ…。
クリクリした!。
「あっ…ああ…」
身体をよじらせて、感じていた。
吸い付き…。
乳首を転がした。
俺の頭を抱え…悶えてる。
「あっ!あは…」
散々、加奈ちゃんの乳首を味わった!。
いよいよだ!。
俺は、彼女の腰に手を伸ばし、脚に触れた。
ストッキング越しから触る脚…。
スカートの中に手を入れて行く。
ガッ!と、手を掴まれた!激しく拒否された!。
「ゴメン…やっぱりダメ…」
なんだよ!。
加奈ちゃん…。
起き上がって、スカートをなおしてる…。
俯いたまま、何も言わなくなった。
「どうしたの?」
「ごめんなさい…私、生理なの…」
あちゃー…。
だったらなんでよ…。
ノブオくん、いいなぁ~。
「真理のとこ…行っていいよ…あの娘、平気だから…」
そんな!。
彼女を後ろから抱きしめた。
「気にしなくていいよ…こっちこそゴメンね…」
コクリと頷いた。
コツン…。
と彼女の手が…。
勃起に当たった。
やっぱりって、顔をする加奈ちゃん…。
あらっ?。
摩ってきた…。
「最後までは…ダメだけど…」
「いや…そんな…」
「口じゃ…ダメ?…」
なんと!。
ダメなわけないじゃん!。
「ここ…かわいそう…」
ゆっくり摩ってる…。
ジーンズのファスナーを下ろして、勃起を取り出し始めた。
「加奈ちゃん…」
直接…。
しっとり滑らかな手が、気持ちいい!。
手首を捻りながらしごき始めた。
彼女の雰囲気とのギャップがたまらない。
ギンギンになっていた!。
「すごいネ…」
と、言いながら…。
パクリ!。
「あうっ!か、加奈ちゃん!」
空気に触れていた勃起が、いきなり熱くなった。
グググッ…と、喉の奥まで飲み込んでいく…。
吸い上げながら…。
「おっ…あっ!加奈ちゃん!」
だんだん早くなってくる!。
頭をうねらせて、勃起をくわえている。
まるでAVの女優みたい…。
激しくて!すごい!。
チュッチュッ…ヂュヂュ…。
彼女の『トルネードフェラ』に翻弄されている!。
「加奈ちゃん!すごい」
鼻息を荒くして、くわえ続けてる。
先を舌でクリクリ…。
巧みな下使いだ!。
器用に舌を回している…。
それに『トルネードフェラ』が加わる!。
魂が抜けていきそうだ!。
「うわ…はっ!」
だんだんすごくなってきた!。
「あっ!加奈ちゃん…」
チュパッ!と口を離し、俺の顔を見ながらしごいていた。
「出していいよ…」
なんて言いながら、親指で先をクリクリ回してる。
「アアッ!くうっ!」
俺の喘ぐ顔を見て、満足したのかまた、喉奥まで飲み込んでいった。
…隣、なんかすごいぞ。
『おっ!うわっ!くっ!』
ノブオくんだ!。
あんな声をだすのか?ホォ~。
と、また!気持ちイイ~。
でも、ノブオくんが気になる…。
加奈ちゃん、気持ちイイ!…。
やっぱり気になるぅぅ~…。
『うっ!こらっ!この!』
ハハハ…すげえなノブオくん…。
変わった体位でやってるのかナ…。
『うりゃ!おりゃ!くっ!』
戦いみたいだな。
そんなノブオくんの行為を勝手に思いながら、
俺は加奈ちゃんの口撃を受けていた。
ホントにすごい!。
まるですべてを知ってるかのように、急所を責めてくる。
「ああっ!ハアッ!」
彼女の頭を掴み、押さえ付けた!。
背中に電気が走った!。
彼女の責めが激しくなっていく!。
ダメだ!。
込み上げてきた!。
「ハアッ!加奈ちゃん!出るっ!」
大爆発した!。
彼女…最後まですごい!。
ドクドクと出るタイミングで吸い取ってる!。
身体の力が…。
魂が吸い取られたようだった。
ググッググッと口をすぼめて…。
すべてを吸い取られた…。
彼女、あっけなく、ゴクリと飲み込んだ。
シオシオのパーになった。
ダメだ!。
まだしたい!。
生理でもかまうもんか!。
俺は加奈ちゃんに被さった。
「加奈ちゃん…やりたい!」
「イヤッ…ダメ…ダメったら!」
スカートをたくし上げ、中に手を…。
と、思った時!。
『うわっ!あへっ!このっ!ああっ!くおらっ!』
なんだなんだ?。
ノブオくん…気持ちいいのか、怒ってるのか?。
『ああっ!イイ…!くそっ!てめっ!』
なにやってんだ?。
なんか気になってきた…。
『うはっ!あうっ!あはっ!……ぬおっ!くっ…!』
静かになった。
すると!。
『コノヤロー!!』
ガシャーン!ドカドカ!。
なになに?。
ものすごい音!。
ノブオくん!どうしたの?。
勢いよく俺達の部屋に飛び込んできた!。
「お、おい…ace☆…」
その顔は…。
恐怖におののく顔だった。
初めて見る顔だ。
「なに?ノブオくん…」
ブルブル震えている…。
「こいつら…オカマだーーーー!」
えーーーーーーっっ!。
マジっスかーーーー!?。
真理が出てきた。
ニコリと笑って…。
あれーーー!。
しっかりぶら下がってました…。
俺より、立派な息子さん…。
頭を描きながら真理が言った。
「哲平…どうだった?」
哲平?。
えっ?。
加奈ちゃん=哲平?。
「口で一回…猛は?」
真理ちゃん=猛?
「バッチリよん…」
なんだ?なんだ?。
勝った負けたなんて言って…。
加奈じゃない、哲平が真理じゃない、猛に一万円渡してる。
ポンっ!と肩を叩かれた…。
恐る恐る振り返った。
哲平が…。
スカートを捲くって…。
小さいパンティーから、モッコリ。
ニコリと笑って言った。
「楽しもうぜ…」
全身の毛が逆立つ!。
毛穴が開いて、汗が吹き出た!。
二人がゆっくり近付く…。
ノブオくん、腕を十字に切って後ずさる。
吸血鬼じゃないって…!。
しかも、お経まで唱え始めた。
「は・や・く…し・よ」
どんどん迫ってくる。
俺達は半泣き状態だった!。
「ace☆!逃げるっぺ!」
猛に一発!。
その隙にダッシュ!。
一目散に駆け出した!。
訳もわからなくなった!。
知らぬ間に車に乗っていた…。
二人とも…。
言葉も出なかった…。
散々走って…。
江戸川のほとりに座り込んでいた…。
缶ビールをチビチビ飲んでた。
「オレ…汚された…」
「はあっ?」
「男にやられた…」
瞳をウルウルさせてる。
「ほ…掘られたの!?」
「掘っちまった…しかも、イッてしまった…」
おかしくなってきた…。
「オメェは?」
「口だけ…」
ガックリしているノブオくん…。
「教会にいくべ…」
「なに言ってんの?」
また訳のわからないことを言い始める。
「俺はキリシタンになる…」
「はあっ?」
出た…。
いつもの事だ。
構うとラチがあかない…。
さっさと帰ろうとした。
「おい、ace☆…」
「なに?」
缶ビールをメキメキ潰し、額から血管がΧに浮かび上がる。
「大体、オメェがナンパしようなんて言うからいけねんだ!」
責任転嫁っスか!?。
「なにを!そっちが『チンコに毒が溜まってるから』なんて!、
誘ったのはそっちだろうが!」
缶ビールを投げ捨て、向かってきた。
「うっせーオメェが悪い!女見る目がねぇ!」
「頭に毒が回ってるんじゃねぇか?」
子供のケンカだ…。
散々わめき立てた…。
虚しい口論だ…。
二人、ガックリ肩を落とした…。
「帰るべ…」
「うん…」
空はもう、朝日が登っていた…。
車内のカーステから矢沢の歌が流れてる…。
『夜中のハイウェイで…奴が…死んだ…
アスファルト血に染めて…夜空…見上げて…』
淋しく…流れてる。
「でもよ…」
いきなりノブオくん…。
「なに?」
「すげえな…人間ってよ…」
「うん…」
「姓をちょう…ちょう…なんだ?」
「超越?」
「そう!それだ!…できるんだな…」
「うん…そだね…」
「今度ナンパする時は、アソコ触ってからにすっか?」
「捕まるよ」
「あたりだ…ガハハハ!」
と家路に向かって車を走らせた。
あんたとは二度と行かねぇよ…!。
俺は心に誓った…。
第三章へ続く…。
Author:緋色 唯
いらっしゃいませ。
緋色 唯の『感脳の世界』をお楽しみください。