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奈々日記(ノブオくんサイドストーリー) [第一章…私 ]

毎日ヒマ…。
学校に行っても、私はいつも窓の外を見ている。


退屈…。
毎日、くだらないクラスメートの会話。


家…?。
誰もいないよ。


私は一人ぼっち…。


ヒマで退屈で一人ぼっち。そして、『タク』に知り合った。


タクは私に優しい。

彼には夢があった。


ミュージシャンになる『夢』…。


 「奈々…オレよ!デビューして…武道館満員にしてさ、そのステージの上で、お前を紹介してやるよ!」


目を輝かせて、私に話してくれる。


私も応援した。

タクの歌、私は大好き…!。

もちろんタクのことも…。
しかし、その夢は脆くも崩れ去って行った…。

最終オーディションの前日、事故に遭った。


左手首の骨折…。


すべてが終わってしまった。
そして、すべてが変わってしまった。

私達…堕ちて行ってしまった。

今までの事を、すべて捨ててしまった…。


その日暮らし…。


今日も私は渋谷にいる…。

『獲物』を探すため…。

私は今、身体を売っている…。
と、言っても、最後までは行かない。


いわゆる、『美人局』だ。

すんでのところで、タクが来てくれる。
スケベな男から、お金を巻き上げて、その日を楽しんでいた。


スリル!。


刺激的な毎日…。

タクの仲間と一晩中遊び歩いていた。


 「どこかにいないかナ…」


渋谷の街を徘徊する。
スケベそうで、気の弱そうなヤツ…。


いた!。


『東急ハンズ』の前…。
背中を丸めて、キョロキョロしている。

格好の獲物だ!。

私は獲物に近付いた。


 「お兄さん!」


びっくりしている。


 「遊びに行こ」


コイツ、ドギマギしている。
話をしながら、しゃがみ、脚を開く。


イチコロ…。


獲物の視線は、私のスカートの中…。
チラチラ私の股間を覗いている。


もう少し…。

サービス…。


堕ちた!。


カラオケ、食事、全部出させた。
そして私は、獲物を罠へと誘い込む。


いつものホテル…。
ベッドに座り、可愛い女の子を演じる。


甘い甘い罠を…。

脚を開き、誘いをかける。

コイツ、私の股間に頭を突っ込んで、必死に見ている。

嫌な鼻息が、太腿にかかる。


しつこい。
いやらしい顔をして、私にせがむ。


 「奈々ちゃん!見せて」


仕方ない…。
パンティをずらして、見せてやった。
フガフガ言いながら、私のそこを覗いている。


触られた!。

気持ちワルイ!。


タク!早く来て!。


 「はあぁ…奈々ちゃん」


ブチュ!。
吸い付かれた!。

全身が寒気立つ!。


ニュルニュル舌が入ってきた!。

可愛くごまかそう!。


コイツ、何?。


まだまだ我慢だ、タクが来てくれる。
なるべくうまく交わそう。


パンティを剥ぎ取られた!。


世話しなくズボンを脱いで、私に襲い掛かって来た!。



バーン!。


来た!。


いつものセリフで、男を脅し付けてる。
タクにのされた男が、腹を抱えて倒れた。


 「ゲホゲホ…」


ざまあみろ…。


 「すげえぜ!こんなに持ってるぜ!」


タクがホクホク顔で、お金を数える。

私に半分…。


 「よう、あんちゃん…俺のテク、よく見とけよ…」



そう、狩りを終えた私達は、必ず身体を重ねる。

いつもの儀式…。
優しく抱かれる…。


 「奈々…行くぜ」


私は脚を広げて、タクを迎え入れる…。


温かい…。
最高の温もりを感じる。


タクだけ!。
タクだけが私を温めてくれる。


 「奈々!奈々!」
 「あっ!タク!ああっ!」


ひとつになった瞬間…。
私は幸せになる。


そしてまた夜の街に繰り出す…。
毎日が刺激的、スリルのある毎日を送っている。

同い年の女の子がバカに見えた…。


タクは、薄暗いボロボロのアパートに住んでいる。
私は、ほとんどここで、寝泊まりしている。


カビ臭い部屋…。


私の知らないミュージシャンのポスターが張ってある。
しかし、それは真ん中が破れている。


壁にある拳の窪み。

タクが夢を捨てた痕…。


自慢の赤いギターは、白くなって、床に転がってる。

電気もつけずに、私達はテレビを観ている。

タクに寄り添って…。


後ろから、タクが抱き着く。


 「奈々…」


子供みたいに擦り寄る。


 「タク…」


私の胸に手を入れてきた。


 「奈々…奈々…」


私の首筋に、唇を這わせて…。

タクが手を握る…私は握り返す。


タクと唇を重ねる。
激しく唇を吸い合った。


 「タク…大好き…」
 「奈々…」


タクの手が、私の脚を割って入ってくる。
パンティに手をかけ、指が入って行く。


 「うん…タク…あ…」


タクの入ってくる準備…できてるよ。


 「あ…奈々…」


私の身体を揉みくちゃにする。


 「奈々…奈々…」


何度も私の名前を呼ぶ。

子供が母親を呼ぶように…。


何度も何度も!。

ゆっくり…。

タクが入ってきた…。

下から熱い物が、上がって来る。


 「あっ!タク…あんっ」


出たり入ったり…。
息を荒げて、私を求めている。


 「奈々!」
 「あっ!はっ!タク!」


お腹の中が熱くなる!。
何度も何度も、タクが私の中で暴れた。


 「うぅ…くっ…奈々…」


身体を硬直させて、きつく抱きしめている。

そのまま抱き合った。


お笑い芸人が、くだらないコントをやっている。

黙ったまま、ただ画面を観ている。


タクの顔…淋しそう。

最近、そんな顔をすることが多くなった。


 「ゴメンな…」
 「いいよ…そんなこと…」


タクの肩に寄り添って、テレビを眺めていた。


第二章へ続く…。


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  1. 2010/02/18(木) 00:00:00|
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ノブオくん [最終章…男!ノブオくん]

ガンガン腰を振りながら。
ノブオくんは、相方を持ち上げた!。


『逆駅弁』。


 「オメェも、こっち来い」


相方を抱えたまま…野郎の前に行った。

彼女を上下に揺さぶり始めた。


すげえパワーだ!。


俺も!。


重てー!。


必死に奈々を持ち上げた!。


そしてタクの前に行った…。


 「ぶっかけちまおうぜ!」


おおっ!。


それは面白い!。


ノブオくん、ナイスです!。


もう、女の子二人は、野郎二人を忘れていた。
何にも気付かない。


仕上げだ!。


エッホ、エッホと身体を動かす。


 「おい!出すぞ」
 「うう…わかった!ノブオくん」


と、カウントダウン!。


3・2・1!発射!。




ビュルッ!ビクッ!。


思い切り飛び出した!。


ビチッビチッ!。


野郎どもの顔にぶちまけやった。


ノブオくん、道具のように相方の女の子を、ベッドにぶん投げた。


俺も!。


よっこらせ…。
優しく寝かせた。


重たいんだもん。


俺達のモノでビタビタな顔のヤツラ…。


悔しそう。


俺はタクの前に座った。


そして…言ってやった。


 「こんなもんだ…」


カッコイイ~俺!。

ノブオくんも満足げだ。


すると、ノブオくん…。
ヤツラの懐を探り始めた。


金を抜いてる。


 「やめなよ」
 「取り返すんだろ?…たんねぇな…」


おいおい…。


二人を立たせた。


ガン!。


と、二人を蹴り上げる。




ベッドでグッタリした女の子を尻目に、部屋を出て行った。


 「オラッ!キリキリ歩け!」


野郎二人のケツを蹴り飛ばしてる。


 「どこ行くの?」


ノブオくん、フフっと笑って言った。


 「こいつらのアジトだ…」



ポカーン…。



やめようと何度も言った!。


聞いてない。


俺はまた、完全にビビッた…。


 「オメェの金…返ってこねぇぞ…」

………。


ついて行った。


そしてその『アジト』についた。
二人が急いで中に駆け込んで行った。

なんかわめき立ててる。

ポキポキ首やら手首を鳴らしてる。


バカーン!。


と、ドアを蹴破った…。



あんた『銀次郎』か…?。


母さん…今日で終わり?。




中には、五、六人のチーマー…。
それと、さっきのタクと相方。


「なんだ!くぉらぁー!」とか「殺すぞ!」とか…。


ちびる~。


ノブオくん、微動だにしない。

いきなり、革ジャンを脱ぎ、俺にほうり投げた。


 「土、つけんなよ…」
 「えっ!」


構えてる…。


 「集金だ…」


もう俺を無視している。


 「テメッ!一人でやんのか!」


ドサ…。


いきなり一人倒れた。


なに!?。
わかんない!。

そしてまた一人!。
飛び掛かってきた!。


チョンと膝にケリ…。
バランスを崩した…。


ああー?。


真横に!しかも…。
反対側に倒れた!。




空手?。

スッと呼吸をして言った。


 「田舎でよ…『鹿島のタイガー』って呼ばれてた…」


はあ?。


 「タイガー?なにそれ?」
 「バカッ!知らねぇか!?『豹』だよ…『豹』…」
 「と、虎でしょ…?」


一気に真っ赤になった。


 「猫科にはかわりねぇべよ!」


怒るなって…!。


なんて、のんきなやりとり…。


してる場合じゃなーい!。


ヤツラが!。
また突っ込んでくる!。


頭を掴んだ!。
ゴキ!って…。


…ムエタイ?膝蹴り?。


 「調子のってんじゃネェぞ!」


ナイフ持ってる!。


危ない!。


すかさず手首を掴んで、捻った!。
そのままクルッと一回転!。


あ…合気道?。
すげえ…。


ワクワクして見ていた。
ブルース・リーみたいな顔をしている。


余計だって…。


しかも似てないし…。




タクと相方が突っ込んできた!。


軽くやられた…。
あと数人…。


そいつらも、すべて倒れていた…。

ポカーンと見ていた。


ノブオくん、『キャンディ・キャンディ』と『ベルばら』の歌を交ぜて歌ってる。

そして、全員のサイフから金を取ってる。


 「行くべ!」


ダッシュした!。

ノブオくん、ゲラゲラ笑ってる。


 「オメェといるとおもしれぇな!」


俺はやだよ…。


車に乗り込み、走った!。


途中のファミレスに寄ってく。


気持ちが落ち着いた…。



ノブオくんが、ヤツラから盗った金を数えてる。


 「持ってんなぁ~ほいっ」


パサ…。三万?。


 「おい!ノブオくん!足りねぇよ!」


ギロッと睨まれた…。


 「手間賃だ…あとはその他諸々…諸星ダン…だ」


つまんねー。
やられた…。


しかし…まっ、いっか。
何にもしなかったもんな…俺。



そして近くのファミレスに行った…。

ノブオくん。
ナポリタンをガツガツ食ってる。


どうもありがとうございました…。


それと、聞いてみた。


 「その革ジャン…かなり気にいってるんだ」
 「オレの先輩のだ…」


先輩…?。


 「オレより強ぇ~…誰にも負けなかったよ…」


どんな人だよ…。


 「その先輩って、族時代の?」
 「おう…」


少し俯いて、メシを食ってる。


 「今は?」
 「天国だ…ケンカが強くても、ダンプには勝てなかった…」


その横顔が淋しそうだ…。


うう…涙が出そうだ。


 「うっそー!」


このやろう!タバスコをどっさりかけてやった!。


 「ノブオ!テメッ!」
 「やんのか!コラッ」


深夜のファミレスでわめき立てた。


やっぱり相変わらずな人だな…。


ノブオくん…。
未だどんな人なのかわからない。


もしかして、人間の全ての感情を、ストレートに出せる人かも…。


そんな気がした。


俺は無理だな…。


ノブオくんは相変わらず家に来る、マイペースに、好き勝手に…。



PS…ノブオくん、将来は『仮面ライダー』になりたいんだって…。


また言ってら…。



Fin

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  1. 2010/02/16(火) 00:00:00|
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ノブオくん [第四章…敵討ち?]

めっきり落ち込んだ…。

しかし、だんだん冷静にもなってきた。

俺のプライドより、あの金が!。

無性に腹が立ってきた…。
それから、ほんの少したったある日…。


ドンドン!ドカッ!。


来た!。


ノブオくんだ!。


あの時のキズは癒えたようだ…。
明るくなってる。


 「おう!またエロビデオ貸せ!やっぱりこっちがいいべ」

なんてまくし立てる。


 「好きなの持ってって…」


気のない返事に、ノブオくんが怒った!。


 「テメッ!なんだ!その態…度は……なんだ?その顔…」


俺は、事情を話した。




段々彼の額から×が出てきた。
顔が真っ赤になっていく。


こっちもこえぇ~…。
プルプル震え出した…。


肩を震わせてる。


 「ダハハハハー!」


笑われた…。


転げ回っている。


 「エロビデオよりおもしれー」


首を締めて怒っても、この男…。


笑ってやがる。


 「あ…」


何気につけていたテレビ…渋谷を映してる。


『乱れた若者…』
嫌な思い出だ。


あれっ?。
アイツ!。
『タクちゃん』が映ってる!。


笑うノブオくんに見せた。


 「アイツだ!」


得意げにインタビューに答えてる。
顔にモザイクがあるけど、間違いない!。




さっきまで笑っていたノブオくん…。

ジーッと画面を見ている。
親指を噛み始めた。


なにか企む時のクセだ。


バッ!と立ち上がった!。


 「渋谷いくべ…」


また始まった…。


もういいよ。


 「オメェの金…取り戻してやんよ」


やる気満々だ…。
でも、なんか嬉しかった。



そしてあのクレスタで高速にのって…。
渋谷に行った。



俺が奈々と出会った『東急ハンズ』。


ノブオくん、ショートホープをくわえてウンコ座り…。
鋭い眼光で見ている。


街に会わない…。


 「それ…ダメだよ!それにスウェット…」


チッ!て煙草を投げ捨て、車に行った。


 「これでよかんめぇ~」


革ジャンと皮パン!。
バシッとキメた!。


 「カッコイイ~」
 「だべ?」


しかし、中の『1番』のTシャツはやめて欲しい。
サングラスをかけて…。

ロケンローラーになった。

渋い!渋過ぎる!。




何人かの女の子が、声をかけてくる…。


無視!。
カッコイイ~。


 「お兄さん達!」


どっかで聞いた声!。


来た!。
奈々だ!。


しかも、もう一人連れてる。


 「おま…うぐ!」


いきなり制止させられた。


 「キミらヒマなの?」


はあっ?。


ノブオくんが変身した。
口がよく回る。


あっさりナンパに成功した。


しかも奈々は、俺を覚えていない。


ノブオくん、ガッチリ俺の肩を掴み、言った。


 「女と金、両方もらっちまうからよ!だから、しらばっくれてろ…」


と、耳打ちした。


ノブオくん…。


なに考えてんだろう?。


そしてあのホテルに行った。




一部屋に四人…。


彼女ら二人は、やだやだぁ~なんてはしゃぎ始めた。

ノブオくんは自慢の革ジャンを丁寧にたたんでいた。


俺はドキドキした。
大丈夫なのかよ…?。


不安になる。


 「ねぇ…お兄さん…」


奈々が張り付いてきた。


 「どっかで合った?」
 「知らない」


焦った!。


でも、ホントに覚えてないぞ。
あちらは盛り上がってる。
ニヤつくノブオくん…。


ヤバイよ!。


奈々が擦り寄る…。


ああ……たまらん!。


行っちゃえ!。
奈々に被さった!。


 「あんあん…ダメよ」


と、奈々が言った時。




バーン!。


来た…!。


ノブオく~ん…。

やはりタクちゃんだ!。
もう一人いた!。


万事休すか…。


またクチャクチャとガムを噛んでいた。


 「おらっ!テメェら!俺の女になにやってんだお!」


来たー。


もう一人の男…。
ヘラヘラ笑って、ノブオくんに言った。


 「俺の女…返してよぉ~…じゃなきゃ…エグるぞ!コルァ~」


知らんぷりして、女の子の胸を触ってる。


 「なめてんのか!コラッ!」


と、言った瞬間!。


ノブオくん!。
俺に警棒を渡した。


 「行げ!ace☆!」


あわわ…。


タクちゃんが向かってきた!。


 「このやろー!」



ガキーン!。

当たった…。


ばったり倒れちゃった。


 「タク!」


もう一人をノブオくんがひょいと脚を引っ掛け、頭を思い切り踏ん付けた。


完全にのびた二人をガムテープで縛ってる。




パンパン…!。


と、ヤツラを起こした。


 「オメェらの女…やっちまぁ~からよ…見とけ」


ズバッと脱いだ!。
ノブオくんの…。


腹に付きそうなくらい頭を上げている。


 「オメェもやれ!」


あの時の屈辱がよみがえった!。
タクちゃんの目の前に…。


言ってやった。


 「よく見とけ…俺のテクをよ…」


奈々を見る…。
あわあわしている。


ノブオくん…。
しっかりやってる。


 「許して…」
 「ダメ…」
 「なんでも言うこと聞くから…」
 「じゃ…やらせろ…」


今、俺は大悪党になった気分だ。
そして奈々に被さった。
奈々はブルブルと震えていた。


ニコッと笑ってやった。


そっと奈々に近付く…。
膝から太腿を摩った。


ブルブルっ!と震える。


 「いやいや!」
 「なんでも言う事聞くんだろ?」


奈々は観念したように、身体の力を抜いた。


 「がが!えめ!やえお!」(奈々!てめっ!やめろ!)

って、さるぐつわをされたタクが叫んでいる。


アカンベーをしてやった。
たっぷり遊んでやろう。




奈々ちゃん…。
あの時と同じ、いい匂いだ。
頬にキス、そして首筋まで…。


 「あ…あふ…なに?」


顔を真っ赤にしている。

唇を指でなぞり、半開きになった口に、差し込んで行った。


チュ…。


しゃぶってる。

トロン…と虚ろな顔になった。

奈々の服のボタンを外していく…。

タクがバタバタ脚をバタつかせている。


「がが!がが!」

って…。


可愛いピンクのブラが…ストラップをずらして、外していった。
協力的に、身体をずらして、奈々が身体をよじった。
首筋を吸いながら、胸を触った。


 「ふん…あ…」


柔らかい…。
乳首を指で擦った。


ピク…。
小さい反応。


はさんで、クリクリした。


 「ああん…」


クッ!と身体を縮ませ、大きく息を吐いた。


 「はああ…なに?…気持ちいい…」
 「当たり前だよ…」


耳元で囁き、耳たぶを優しく噛んだ。


 「はん…んん…」


なんだ…?。


こんなこともしてもらってないんだ?。




奈々はもう、周りのことを忘れていた。
ノブオくん、オラオラ言いながら、もう一人の女の子を責めている。


 「くあっ!すごい!ああっ!」


すげっ!。
彼女、悶絶してる…。


負けてられない!。
こっちも!。


乳首を舌先でチロチロ…。
だんだん硬くなってきた。


チュッ!。


吸い付いた。


 「あっ!なになに?違うよ!あぁ…」


タクのテク…。
たいしたことないな…。


っていうか…。
知らないんだ!。


舌で転がし、吸い付く。
それだけで、全身をブルブル震わせた。


 「感じる?」
 「気持ちイイ…」
 「でしょ?まだまだよくなるから…」


俺は、歯の浮くようなセリフに痺れた。

ミニスカートに手を…。

まだまだ!。

太腿を摩る。

ゆっくり、揉むように…。
少しずつ、奈々の脚が開いていく。
指先で…。
ちょっと奈々に触れた。


 「あっ!」


そっと指をあて、ゆっくり優しく擦る。




ムチムチした感触…。


早い!。
もうジットリしている。


 「あん!わからなくなっちゃうよ!」
 「飛べ…」


そう言って、奈々のパンティに手を入れて行った。


大洪水の中に、指を泳がせた。
軽く、ゆっくり…。

ツルッと指を入れて、かきまわした。


 「ああ!あっ!」


脚をガバッと広げ、喘いだ!。
またギュッと閉じ、身体を縮込ませる。


 「ああっ!あんん…いや…いやん」


かなり気持ちいいらしい。
俺の手首を掴み、動きを止める。


 「いやだよ…こわい…」
 「大丈夫…飛ばしてあげるから…」


クイクイ指を動かし、かきまわした。


 「ああっ!」


奈々も、悶絶している。


 「真っ白!真っ白!」

そう叫んで、クッ!と身体を硬くして痙攣した。


 「はくっ!んくぅぅ…」


ガックリ…。


動かなくなった…。


それを見たノブオくん。


 「オメェすげえな!」


バチンバチン腰をぶつけて言った。


奈々ちゃん…これからだよ…。
スルッと小さなパンティを脱がせて、脚を開いた。


なすがままの状態…。
薄い陰毛からよく見える。


ヒダがピッタリ閉まっていた。
指でクイッ!と開く。


溢れ出す…。




ホントに大洪水だ。
しっかり舐めまくった。


ヒダに舌を這わせ、中をかきまわす。


 「イヤッ!漏れちゃう!漏れちゃう!」


逃げようとする奈々…。
思い切り固定して、舐めまくった。


 「くうぅ…くうぅ…」


身体を波打たせながら、悶絶している。


 「あっ!くっ!イヤッ!」


だらしなく脚を開いたまま、イヤイヤをしている。

今まで教えてもらった技をすべてやってやる!。

ひっくり返して、四つん這いにさせた。


 「こんな恰好するの?」


おいおい…。


後ろから舐めまくった!。


 「ハアッ!なんか!違うよ!ああっ!」


尻を震わせて喘いだ。
吸い付き、舐める。


奈々の尻穴…舌を…。


 「なにっ?イヤッ!」


蕾のような尻穴を責める。


 「なんで!そんなとこ舐めるの?」
 「奈々ちゃん可愛いから…」


チュッ…と、吸い付いた。


 「やっ!ヤダ…」


尻をよじる、いやらしく音をたてた。


チュッ、チュッ…ピチャピチャ…。


 「や…き、気持ちわる…あん!」


感じてるじゃん。


腰を引いたり、突き出したり…。
クネクネ腰をくねらせてる。


 「あ…やだ…あんっ!」


しつこくやった…。




あれっ?。

ノブオくんと相方の彼女が、俺のやってるところを見ていた。


 「すごい…奈々、どうなの?」


なんて聞いてる。


奈々は、首を振りながら答える。


 「な、なんか…生き物が、アタシのお尻をはいまわってる…」


二人、ゴクリとツバを飲み込んでいた。


 「お…オレもやるべ…」


なんて…。
相方を四つん這いにして、やり始めた。


 「うあっ…ホントだ…いやん」
 「でしょ…ああん」


並んでやり合った。
後ろのやろうども、訳のわからない事を言って、バタバタ暴れ狂ってる。


 「ふがー!むがー!」


しらねぇよ!。


振り向き、ヤツラを見てニヤつき、奈々を責めた。


 「あんっ!あんっ!」


そろそろだナ…。

俺は、奈々を仰向けにして、あてがった。


 「いくよ…」
 「うん…うん…」


あの時、あんなに俺をバカにしたくせに…。

今は、完全にまいってる。
期待の表情で、脚を広げて待っていた。


入り口に勃起を…。
先をめり込ませていく。


 「あっ!」


ググッと!。

少しキツイ…。


 「はあ…入って…うんっ!」


一気に!。


ズズッと飲み込ませた。


 「ハアッ!あぐっ!」


唇を噛み締めて、俺の腕を痛いくらい掴んでいる。


 「あーっっ!」


ゆっくり腰を引く。


ドン!。
と奥まで突いた。


 「あっ!あくぅ…」


ドン!…ドン!。


ガクッガクッと、奈々が跳ねる。
少しずつ、ペースを上げていった。


 「ああっ!ああっ!」


そして、激しく!。


 「くあっ!イヤッ!」


頭をブンブン振ってる。


 「なんで…こんなにできるのぉ~?」


バカか?。


二、三十秒で終わって満足してる奴が言うな!。


もっともっとだ!。
気持ちいい『お仕置き』をしてやる!。


奈々が白目をむいた…。


カックリ堕ちた。


あれあれ?。
相方の女の子も白目をむいてた。


ノブオくん、あきれてる。


力無く寝そべる奈々を、ひっくり返して、四つん這いにさせた。
人形になった、奈々の腰を掴んで後ろから突いた。


相方もしっかりやられてる。
二人の女の子の喘ぎ声と、バカな野郎どもの罵声が響く。


俺達は大笑いだ。


 「おい!ace☆出るぞ…!」


ノブオくん、イキそうだ。



最終章へ続く…。


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  1. 2010/02/15(月) 00:00:00|
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ノブオくん [第三章…罠]

あの日からノブオくんは、さっぱり顔を出さなくなっていた。
…かなりこたえたんだナ、と思った。



休みの日。
久しぶりにパチンコに行った…。


 「ノブオくん…いたりして…」


まぁ、いいや!。


そして、台選び!。
あの爆裂機『花満開』!。


勝負だ!。


はじめてから数分…。
花吹雪!確変に突入!。


やたっ!やたっ!。


止まらねぇー!。
嬉しい悲鳴だー。
俺の周りに箱の山が、築かれていく。
そしてギャラリーが増えていく…。


快感だ…。


結局、三~四時間位で…。
なんと!十万円ちょっと!。


すごい!。


俺は、リッチになった。


使っちゃえ!。


豪遊するぞー!。


しかし、どうするか…。


そーだ!。


ソープに行こう!。
初めての体験…。


 「母さん…オレ、初めてのソープデビューだよ…」


コンビニで風俗雑誌を買った。





迷う、悩む…。


やっぱり新宿か?。


イヤイヤ…。


苦い思い出が頭をよぎる。
そして、何故か渋谷にいた。


街をフラフラ歩く…。



夕方の渋谷…。



たくさんの人、人、人…。頭がクラクラしてきた。
『東急ハンズ』のそばのベンチで休んだ。


しばらく人混みを眺めていた。


 「お兄さん…」


と、声をかけられた。


 「はあ?」


俺の目の前に…。


可愛い!。


女子高生が座り込んだ!。
ニコニコしながら、俺を見ている。


少し茶色い髪を、クイッと耳にかけて、
首を傾げて俺の顔を覗きこんでいる。


 「なにしてんの?」
 「べつに…何も…」
 「ふ~んアタシもヒマなんだ…」


あれあれっ?。


これが噂の!。


『逆ナン』ですかぁ~?。


イヤッ…また…。
…かもしれん!。


 「何、ブツブツ言ってんの?」


ちょっと足りない話し方で言う。


 「遊ぼ!」


なんて…可愛いじゃん!。


金もあるし…。


でも…ソープに行きたい!


う~ん。


可愛い瞳で、俺にせがむ。
遊んで遊んでを連発された。

彼女しゃがんでる…。


白くて綺麗な脚。


見えそう…。
チラチラ気になった。





 「どうしようかな…」


なんて、じらした。


 「ねぇ…遊ぼ!」


と、少し脚を…やたっ!。

見えた!白!。
ムチムチした、柔らかそうな太腿…。
プックリしたところがまる見えだ!。


決まった!。
君に決定!。


跳びはねて喜んでる!。
ククク…少し相手して、ホテルで一発だ!。


ピッタリと俺に張り付いてきた。



彼女の名前は『奈々』高校二年生…。



気分は上々だった。
ゲーセンでUFOキャッチャーをして、軽く飯を食べた。




そして…いよいよ…。




寄り添う奈々をホテルに連れ込んだ。


いやらしい感じがする部屋に入った。
でかいベッド…。
総鏡貼り、なかなかマニアック。
奈々はベッドの上で跳びはねてる。


ヒラヒラのミニスカートから、白くて小さなパンティがチラチラ見えた。

そして…俺の方に向き直って、ニコニコ笑っている。


 「ねぇ…どうしよっか…?」


奈々は膝を立てて、ゆっくり脚を開いていった。


おぉ~…。


鼻の下が伸びる。


ムチムチの脚…。
パックリ開いた。
たまらず、奈々の股間に頭を突っ込んだ。


しっかり覗いた。




 「スケベ…」
 「当たり前じゃん」


脚を開いて、見せてくれている。


スケスケのパンティ…。
あまり毛は濃くない。


じっくり観察した。
若い匂いがしてくるようだ。
小さいパンティが少し食い込んでいる。
脇から数本、毛がはみ出してた。


 「まだみてるの?」


そう言って、クスッと笑う。


 「もう少し…」
 「それじゃ…はい…」


パンティをずらして…。
見せた!。


観音様!。


手を合わせた!。


綺麗なピンク色…。
小さめのビラビラ…。


たまらん!。


 「奈々ちゃん!もっと見せて!」


鼻息を荒くして、お願いした!。


 「いいよ…はい…」


中指でビラビラを…。
キュッ!と開いた。


 「見える?奈々のアソコ」
 「うん!うん!キレイだよ!」


頭が沸騰した!。


 「奈々ちゃん!」


俺は、彼女に飛び付いた!。
奈々の股間に顔を埋めた!。

思いっきり匂いを吸い込んだ!。


 「あん…」
 「奈々ちゃん!奈々ちゃん!」


パンティの柔らかな感触、鼻をグリグリした!。

まるで犬だ!。


 「あん…ちょと…あん!」


頭を押さえて、バタバタ暴れる…。
足首を掴んで開かせた。


 「いやん、いやん」


可愛い!。
萌えに燃えた!。





またこの恰好がいやらしい。
ガバッと広げてやった。
恥ずかしそうに、手を口元に持ってく…。


キュッ!と唇を噛み締めていた。


 「優しく…して…」


ダメだ!我慢できーん!。

バタバタとズボンを脱いで!彼女に飛び掛かった!。
パンティに手をかけて、脱がそうと…。


 「あん…乱暴しないで…」


おさまりのつかない俺、がっついていた!。


 「奈々ちゃん!早く!早く!」


スルッとパンティを脱いだ…。
そしてまた、脚を開いた。


 「いいよ…」


またまた可愛い!。


ルパン三世が、富士子ちゃんに飛び掛かるみたいに行った!。



バーン!。



いきなりドアが!。


なんだ!これからなのに!俺はこれから…。


あれっ?。


そこには…。


ロン毛のあんちゃんがいた。
ガムをクチャクチャ噛んで、ヘラヘラ笑っている。


ガッ!と頭を掴まれ、ベッドから叩き降ろされた!。


 「タクちゃん!」


えっ!?なに?。


情けない恰好で、転げ落ちた。


タクちゃん?。
やられた!。


そのタクちゃんがスゴむ…。


 「あんた…俺の女に、なにやってんだ?あぁ?」


おっかねぇ~…。
カクカク足が震えた。


 「コイツ変態だよ…ずっとアタシのオマンコ見てんの…」
 「兄さん…高いよ…奈々のオマンコ」

と、いきなり腹を殴られた!。


一発!二発!。


ボコボコにされた。




ベルトで腕を縛られ、サイフを抜かれてしまった!。


 「やめ…やめろ…」


バチッ!また一発!。


 「持ってんじゃん…」


チクショウ!。
持って行かれた…。

動けない状態でヤツラに罵声をあびさせた!。

聞いちゃいない。


「タクちゃん強~い」なんて奈々が抱き着いてる。

「当たり前だ!百戦連投だ!」


ばか!。
『百戦練磨』だ!。
しかも今使う言葉じゃないだろ!?。


「こっちも強ぇ~ぞ」なんて、出してきた。


はあ?。
半立ち?。


 「うわぁ~タクちゃんビンビン!」


うっそー!あれで?。


 「奈々…濡れてきちゃった…」
 「コイツに見せ付けてやろうぜ」
 「いやん…タクちゃんたら」


なんの会話だよ!。


 「よう…兄さん、俺様のテク…よく見てな」


得意げに言ってるし。


 「タクちゃん…奈々、我慢できないよ…」


こうなったら見せてもらうよ…あんたのテクってやつをよ。




半立ちのムスコ…。
ハンバーガーばっか食ってるからか?。

いきなり奈々に被さった。


えっ?前戯は?。


 「ああ~んタクちゃん最高~」


えっ?あんたもですか?。


オラオラ!。
なんて言ってる…。


そして…。
二、三十秒くらい…。


 「いくぜ!おうっ!」
 「あっ!タクちゃん!アタシも!イクッ」


はあ?。


誇らしげに俺を見ている…。
奈々も虚ろな顔をしていた。


鹿の交尾だ…。


 「タクちゃん…今日もすごかった…」
 「当たり前だ!今日はチーズバーガー食ったからな!」


何言ってんだ?。


しっかり中出ししたタクちゃんがにじり寄る…。

座り込んで言った。


 「十年早えんだよ!」


フニャフニャのチンコ…。
皮が被ってる。


腹に一発!。
ケリを入れられた!。


ゲボッ!。


もがく俺を尻目に、二人は出て行った…。


くっそー!。


サイフの中身…。

三百円ちょっと…。
トボトボ家に帰った。


悔しかった…!。
騙されたのが情けない!。
俺はいじけてしまった。


東京は恐いところだ…。
完璧にヒビッてしまった。


しかし、許せない!。


俺みたいな、か弱いヤツラが被害になってるんだな…。

ギャフンと言わせたい。


…でも、やだな。



恐いもん…。



第四章へ続く…。




テーマ:Hな話  - ジャンル:アダルト

  1. 2010/02/14(日) 00:00:00|
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ノブオくん [第二章…初めての恐怖]

俺のところから、加奈ちゃんの胸元がよく見える。


興奮してきた!。


隣の部屋から…。
ゴソゴソ…。


なにか聞こえる。


ちょっと聞いちゃおうか?。
ノブオくんに興味があった。


壁に耳を…。

加奈ちゃんがやめろって、服を引っ張る…。
俺は、加奈ちゃんを呼んで一緒に聞こうって誘った。
なにやら怪しげな…。


おぉ?。


やってるやってる…。

真理ちゃん、可愛い声だナ…。

加奈ちゃんもしっかり聞いていた。


 「真理…すごい…」


その言葉を聞いた!。

俺も…!。

たまらず加奈ちゃんを抱いてしまった。


 「どうしたの?」
 「我慢できない…加奈ちゃん…」


また彼女の唇を奪った。

隣が盛り上がっているから、よけい興奮した。

貧るように彼女と唇を重ねた。


手を握った…。
小さくて、柔らかい手だった…。





ギュッ!と握り合った。


 「加奈ちゃん…ダメ?」
 「…」


何も言わない…。


恥ずかしいんだ…。


またまた可愛い!。
ウブなんだなぁ~…。


でも、やめられるわけがない!。
服の上から胸を触った。


 「あ…」


せつない顔をして俺を見つめてる…。


ゆっくり揉んだ。


思ったより大きいナ…。


首筋に唇を這わせ、胸元にキスをしていく。


 「あん…ダメ…」


たまらん…!。


ノブオくんより盛り上がってやる!。
そして、直接彼女の胸を触った。
フルフルっと彼女は震えた。


隣もすごいのかな…?。
ちょっと気になる。


加奈ちゃんの、服のボタンを外していった…。
可愛いブラジャーが…。


 「あっ!ダメ!」


拒まれた!。


ここまで来て…。

そりゃないよ~って、あきらめる俺じゃない!。
ブラジャーを剥ぎ取り、加奈ちゃんの胸を、触りまくった。





 「あ…あん…」


感じてんじゃん!。


硬くシコッた乳首をつまむ…。
クリクリした!。


 「あっ…ああ…」


身体をよじらせて、感じていた。

吸い付き…。
乳首を転がした。
俺の頭を抱え…悶えてる。


 「あっ!あは…」


散々、加奈ちゃんの乳首を味わった!。


いよいよだ!。


俺は、彼女の腰に手を伸ばし、脚に触れた。

ストッキング越しから触る脚…。
スカートの中に手を入れて行く。
ガッ!と、手を掴まれた!激しく拒否された!。


 「ゴメン…やっぱりダメ…」


なんだよ!。


加奈ちゃん…。
起き上がって、スカートをなおしてる…。
俯いたまま、何も言わなくなった。


 「どうしたの?」
 「ごめんなさい…私、生理なの…」


あちゃー…。


だったらなんでよ…。

ノブオくん、いいなぁ~。


 「真理のとこ…行っていいよ…あの娘、平気だから…」


そんな!。


彼女を後ろから抱きしめた。


 「気にしなくていいよ…こっちこそゴメンね…」


コクリと頷いた。


コツン…。


と彼女の手が…。
勃起に当たった。






やっぱりって、顔をする加奈ちゃん…。

あらっ?。
摩ってきた…。


 「最後までは…ダメだけど…」
 「いや…そんな…」
 「口じゃ…ダメ?…」


なんと!。


ダメなわけないじゃん!。


 「ここ…かわいそう…」


ゆっくり摩ってる…。
ジーンズのファスナーを下ろして、勃起を取り出し始めた。


 「加奈ちゃん…」


直接…。


しっとり滑らかな手が、気持ちいい!。
手首を捻りながらしごき始めた。

彼女の雰囲気とのギャップがたまらない。
ギンギンになっていた!。


 「すごいネ…」


と、言いながら…。


パクリ!。


 「あうっ!か、加奈ちゃん!」


空気に触れていた勃起が、いきなり熱くなった。

グググッ…と、喉の奥まで飲み込んでいく…。
吸い上げながら…。


 「おっ…あっ!加奈ちゃん!」


だんだん早くなってくる!。
頭をうねらせて、勃起をくわえている。

まるでAVの女優みたい…。


激しくて!すごい!。


チュッチュッ…ヂュヂュ…。


彼女の『トルネードフェラ』に翻弄されている!。


 「加奈ちゃん!すごい」


鼻息を荒くして、くわえ続けてる。





先を舌でクリクリ…。
巧みな下使いだ!。

器用に舌を回している…。
それに『トルネードフェラ』が加わる!。
魂が抜けていきそうだ!。


 「うわ…はっ!」


だんだんすごくなってきた!。


 「あっ!加奈ちゃん…」


チュパッ!と口を離し、俺の顔を見ながらしごいていた。


 「出していいよ…」

なんて言いながら、親指で先をクリクリ回してる。


 「アアッ!くうっ!」


俺の喘ぐ顔を見て、満足したのかまた、喉奥まで飲み込んでいった。


…隣、なんかすごいぞ。


 『おっ!うわっ!くっ!』


ノブオくんだ!。


あんな声をだすのか?ホォ~。


と、また!気持ちイイ~。
でも、ノブオくんが気になる…。
加奈ちゃん、気持ちイイ!…。


やっぱり気になるぅぅ~…。


 『うっ!こらっ!この!』


ハハハ…すげえなノブオくん…。
変わった体位でやってるのかナ…。


 『うりゃ!おりゃ!くっ!』


戦いみたいだな。


そんなノブオくんの行為を勝手に思いながら、
俺は加奈ちゃんの口撃を受けていた。


ホントにすごい!。


まるですべてを知ってるかのように、急所を責めてくる。


 「ああっ!ハアッ!」


彼女の頭を掴み、押さえ付けた!。



背中に電気が走った!。



彼女の責めが激しくなっていく!。


ダメだ!。


込み上げてきた!。


 「ハアッ!加奈ちゃん!出るっ!」



大爆発した!。





彼女…最後まですごい!。


ドクドクと出るタイミングで吸い取ってる!。


身体の力が…。
魂が吸い取られたようだった。


ググッググッと口をすぼめて…。


すべてを吸い取られた…。
彼女、あっけなく、ゴクリと飲み込んだ。


シオシオのパーになった。


ダメだ!。


まだしたい!。


生理でもかまうもんか!。
俺は加奈ちゃんに被さった。


 「加奈ちゃん…やりたい!」
 「イヤッ…ダメ…ダメったら!」


スカートをたくし上げ、中に手を…。


と、思った時!。


 『うわっ!あへっ!このっ!ああっ!くおらっ!』


なんだなんだ?。


ノブオくん…気持ちいいのか、怒ってるのか?。


 『ああっ!イイ…!くそっ!てめっ!』


なにやってんだ?。
なんか気になってきた…。


 『うはっ!あうっ!あはっ!……ぬおっ!くっ…!』


静かになった。


すると!。



 『コノヤロー!!』



ガシャーン!ドカドカ!。


なになに?。


ものすごい音!。


ノブオくん!どうしたの?。


勢いよく俺達の部屋に飛び込んできた!。


 「お、おい…ace☆…」


その顔は…。


恐怖におののく顔だった。


初めて見る顔だ。


 「なに?ノブオくん…」


ブルブル震えている…。



 「こいつら…オカマだーーーー!」





えーーーーーーっっ!。


マジっスかーーーー!?。


真理が出てきた。

ニコリと笑って…。



あれーーー!。



しっかりぶら下がってました…。
俺より、立派な息子さん…。



頭を描きながら真理が言った。


 「哲平…どうだった?」


哲平?。
えっ?。
加奈ちゃん=哲平?。


 「口で一回…猛は?」


真理ちゃん=猛?


 「バッチリよん…」


なんだ?なんだ?。


勝った負けたなんて言って…。


加奈じゃない、哲平が真理じゃない、猛に一万円渡してる。


ポンっ!と肩を叩かれた…。
恐る恐る振り返った。


哲平が…。
スカートを捲くって…。


小さいパンティーから、モッコリ。


ニコリと笑って言った。




 「楽しもうぜ…」



全身の毛が逆立つ!。
毛穴が開いて、汗が吹き出た!。


二人がゆっくり近付く…。


ノブオくん、腕を十字に切って後ずさる。


吸血鬼じゃないって…!。

しかも、お経まで唱え始めた。


 「は・や・く…し・よ」


どんどん迫ってくる。
俺達は半泣き状態だった!。





 「ace☆!逃げるっぺ!」


猛に一発!。


その隙にダッシュ!。
一目散に駆け出した!。




訳もわからなくなった!。
知らぬ間に車に乗っていた…。



二人とも…。
言葉も出なかった…。



散々走って…。
江戸川のほとりに座り込んでいた…。
缶ビールをチビチビ飲んでた。


 「オレ…汚された…」
 「はあっ?」
 「男にやられた…」


瞳をウルウルさせてる。


 「ほ…掘られたの!?」
 「掘っちまった…しかも、イッてしまった…」


おかしくなってきた…。


 「オメェは?」
 「口だけ…」


ガックリしているノブオくん…。


 「教会にいくべ…」
 「なに言ってんの?」


また訳のわからないことを言い始める。


 「俺はキリシタンになる…」
 「はあっ?」


出た…。
いつもの事だ。

構うとラチがあかない…。
さっさと帰ろうとした。



 「おい、ace☆…」
 「なに?」


缶ビールをメキメキ潰し、額から血管がΧに浮かび上がる。


 「大体、オメェがナンパしようなんて言うからいけねんだ!」


責任転嫁っスか!?。


「なにを!そっちが『チンコに毒が溜まってるから』なんて!、
  誘ったのはそっちだろうが!」


缶ビールを投げ捨て、向かってきた。


 「うっせーオメェが悪い!女見る目がねぇ!」
 「頭に毒が回ってるんじゃねぇか?」


子供のケンカだ…。
散々わめき立てた…。
虚しい口論だ…。
二人、ガックリ肩を落とした…。


 「帰るべ…」
 「うん…」


空はもう、朝日が登っていた…。


車内のカーステから矢沢の歌が流れてる…。


 『夜中のハイウェイで…奴が…死んだ…
               アスファルト血に染めて…夜空…見上げて…』


淋しく…流れてる。


 「でもよ…」


いきなりノブオくん…。


 「なに?」
 「すげえな…人間ってよ…」
 「うん…」
 「姓をちょう…ちょう…なんだ?」
 「超越?」
 「そう!それだ!…できるんだな…」
 「うん…そだね…」
 「今度ナンパする時は、アソコ触ってからにすっか?」
 「捕まるよ」
 「あたりだ…ガハハハ!」


と家路に向かって車を走らせた。


あんたとは二度と行かねぇよ…!。


俺は心に誓った…。


第三章へ続く…。



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テーマ:天才オナニスト  - ジャンル:アダルト

  1. 2010/02/13(土) 00:00:00|
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