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奈々日記(ノブオくんサイドストーリー) [第二章…失敗]

相変わらず、獲物を探す。


今日はタクの友達の彼女…『真紀』と一緒だ。

またいつもの場所で獲物を探してた。


 「ねっ!奈々!あれ行こ!あれ!」


ぴょんぴょん跳ねながら、指を指した。

二人組…。

一人は、ガチガチのリーゼント…。

目付きが危ない。


 「ヤバイよ!真紀!」
 「大丈夫、大丈夫」


スタスタと行ってしまった慌てて私も付いて行った。


 「タクと二人だから大丈夫か…」


なんて、軽く考えていた。

いざとなったら助けてくれる!。

そう思っていた。

真紀があのリーゼントと話している。

楽しそう…。



私…。
あれっ?。

どこかで…。

ま、いっか!。


そして四人で行動した。



お決まりのカラオケ、食事…。
やっぱり同じだ…。


ヘラヘラした、だらし無い顔で、私達をホテルに誘う。
真紀がウインクをする…。


ニヤケた。


そしてまた獲物を罠に誘い込んだ。


なんか、引っ掛かる…。
コイツ遭った事あるような…。

と、その時!。

スッと、手が入ってきた!。



バーン!。

来た!。
二人で脅し付けてる。



やっちゃえ!タク!。



ドサ…。

なに?。

タクが倒れた!。
私の相手の男が、棒で頭を殴った。


真紀の彼氏もあっさりと…。
すでに、あのリーゼントは真紀に被さっていた。


 「奈々ちゃん…」


あっ!思い出した!。
あのスカート覗き男!。


私に近付く…。
身体が震え上がった…!。


恐怖!。


逃げられない!。


耳元で囁かれた。


「やらせろ…」って…。


恐い!恐い恐い恐い!。


抱き着かれた!。
ゆっくり私の身体をまさぐる。

身体を硬くした…。
耳に息を吹き掛けられた。


やめて!。

タク!助けて!。


チュッ…。

首筋を唇がはい回る。

ヤダッ!。


チュッ…チュッ…。

えっ?なにっ?。

身体が…。

何かに…。


包まれていくみたい…。


私の胸の中に、手が入ってきた。

拒めない!。
力が抜けて行く…。


なにこれ…。


ブラが…外れてる。
背中に電気が走った!。


 「くふ…」


いや…声が!。

私の乳首をつまんでる。
何しているがわからない。
回してるのか、指が…。


 「どした?」


私に聞く。


「感じる…」


言ってしまった。


 「まだまだだよ…」


えっ!?。

何するの!?。


『恐い』から『期待』に変わってしまった。


優しく胸を揉まれる。
唇が、首筋から下がってきた。
私、既に上着を脱がされていた。


いきなり胸が熱くなった。

乳首…吸われてる。


クリクリ、コロコロ…。


舌先が、乳首を弄ぶ。
吸われるたびに、背中がゾクゾクする…。

くすぐったいような、むず痒いような…。
ヤツの手が、ヒタヒタと身体をはい回る。
されるたびに、力が抜けて行く。


 「はあ…」


声が出る…出てしまう。

太腿に…。
撫でられ、入って来た!。


ヤダッ!。


でもなぜ?。
許してる。


指?…なに?…すごいよ。
クニクニ動き回って…。

私の…熱くなってきた!。

天井が、歪んで見える。

鏡の天井に写る私…。

グニャグニャになってる。


感触が変わった!。
直接!指が入ってきた!。

クチュクチュ聞こえる。


ああっ!。


知らない!知らない!。

そこなに!?。


神経がそこに、行ってしまう。

指がクリックリッと動くたび、魂が抜けて行きそう。

タクが何か叫んでいる…。


ゴメン…タク…聞こえないよ…。




空の上を飛んでいるみたい。

今度はなに?。

ヤツがいない…。

私の…。


私の股間に、頭が見える。


グニ…グニグニ…。


なんか入ってきてる。

私の中で、うごめいている。
ザラザラした感触?。
はい回ってる!舌?。


さっきのところ…。

違う!すごい!。

なにもかもがグルグル回る。
ヤツの頭を掴んでいた。


「ああっ!あん!」


やめて!やめないで!。

矛盾が頭を駆け巡る!。

私は人形になってしまった。


舌がしつこくはい回り、私の意識を遠ざける。

真紀は…。


後ろに組み敷かれ、突かれてる。
「スゴイ!スゴイ!」って、言ってる。
頭を振り、目が虚ろだ!。
人間の声じゃない声で、喘いでいた。


私の視線が変わった!。
開かれてる…。


どこ?。

お尻!?。


 「イヤッ!やめて!」


誰にも…。


タクにも見せてない…。

見ず知らずの男に…。


全部見られた…。


 「可愛いよ…」


何言ってるの?。


ザラッ…。


えっ!?。
そこは…。


ザラッ…ザラッ。

お尻!舐めてる!。


ヤダッヤダッ!。


恥ずかしさと、気持ち悪さが混ざる!。


これなにっ!?。

舌が!。

イヤッ!。

生暖かい…。

生き物が、侵入してくるみたい。


逃げたい!逃げられない!。
身体が期待している。

その先を…。

私の下半身は、別のモノになってしまった。

真紀が囁く。
いつの間にか、私の側にいた。


「どんな感じ?」


聞いてきた。


「お尻…虫が…這ってる」


真紀の顔…とろけていた。


また、視界が変わった!。
ヤツが私の上にいる。


えっ?


優しい顔に見えた…。


抱かれた…。


タクみたい…。


また何かに、身体を包まれているみたいになった。


私も抱きしめた。

ヤツが彼になった。


入ってくる?。

私の入り口…。

待ってる。


彼の身体がゆっくり動き、力を込めている。


わっ!と、入り口が拡がった!。

熱い物が、入って来た!。
お腹がいっぱいになってくるみたい。

脳天まで突き抜けた!。


 「ああーっ!」


彼の身体が遠のく、近付く。
遠のくたび、身体のすべてが、持って行かれそう!。

何度も何度も繰り返された。

意識が遠のく!。
魂が持っていかれる。


タク…ゴメン…違う!。

タクとは全然違う!。


すごくいい!。


擦られる!いっぱいになる!。

脳天で感じる!。


それに、彼…暖かい!。

何かが上がって来た!。

意識と身体が別々になって行く!。

さっきまで見えていた物が、グニャグニャになって行く!。

時折、フィルターが掛かる!。
交互に!。

エレベーターが何回も上下している。

うっすら…タクの顔が見えた。
交互に!そして、グニャグニャになった。

そして…。



パチン!。



と…電源が切れた。





 「あ…」


タクが…。

男達がいない。


真紀…。
裸のまま、突っ伏してる。恍惚とした顔をしていた。


 「タク!」


急いで服を着て、真紀を起こした!。
フラフラの腰つきで走った!。


あの二人…。


たまり場に行ったに違いない!。


嫌な予感…。

真紀の手を引き、走った!。


走った!。

最終章へ続く…。





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テーマ:こんなかわいい子が・・・  - ジャンル:アダルト

  1. 2010/02/19(金) 00:00:00|
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