感脳小説 悶々劇場
読んで…… 感じて……
土曜日…。
退屈だ…。
友達も彼女とデートしたりでみんなダメだ…。
明日は休みなのに…。
ダラダラと過ごしていた。
音楽を聞いたり、雑誌を読んでた。
間が持たない!。
寝るのも早い時間。
親父は飲みに出掛けた。
また女を連れて来るんだろう…。
親父は、女をなんとかしに行く時は、『狩り』に行くと言ってる。
まったくそのとおりだ。
よく言ったもんだ。
そんな事を考えてるうちに、うつらうつらしていた…。
バタッ!。
ドンドンドンドン!。
「やだもう…」
「ばかやろういいじゃねぇか…」
来たよ…。
階段でイチャついてる。
二人でワイワイ言いながら、親父は女を狩場に連れ込んだ。
「朱美か?」
俺は知らない。
関係ないね…。
しばらく寝ていた。
おかしいな…?。
いつもは女の声が聞こえてくるのに…。
飲み過ぎて出来なくなったんだ…。
久しぶりの平和な夜だ。
俺は着替えて、布団に入った…。
んっ?。
あれっ?。
やっぱり…。
やってるよ…。
『あ…あん…』
【朱美…綺麗だ…】
『みんなに言ってる?』
【お前だけだ…】
おいおい…。
【朱美…最高だよ…】
『そんな…あん』
【う…ああ…】
『気持ちいい?』
【おう…ああ…】
『あ…あう…んっ!』
今日はなんか、よく聞こえる。
『あっ!そこ…ああ…』
【ここか?ほら…】
『ああっ!ああっ!』
【もっとか?】
すごいな…。
俺は、いつしか隣の声に、聴き入ってた。
なんかドキドキする!。
不思議だ…こんな感覚。
『うわっ!あっ!あっ!』
【おうっ!おうっ!】
激しいな…。
なんだか心がムズムズしてきた!。
見たい!。
そんな気持ちが芽生えた!。
俺はそっと部屋を出た。
ドアが開いてる。
覗いてしまった!。
あれっ?。
見えない…。
いや!。
いない!。
いきなりドアが開き!すごい勢いで引き込まれた!。
ベッドに放り出された。
「いらっしゃい!龍一くん…いや!シコッ太ちゃん」
親父と女が大笑いしている。
恥ずかしさと怒りが一緒になった!。
「ふざけんな!バカにしやがって!」
と、言った瞬間、俺の身体が宙に浮いた!。
そして、気が付いた時…。目の前に、親父の顔が現れた!。
「テメェ…調子こいてんじゃネェぞ…人の恋路を覗いて何言ってやがんだ…」
恋路?。
なに言ってんの?。
ボスッ…。
そのまま落とされた。
親父がニヤリと笑い出す。
「よし!これから『龍一くんのシコッ太くん卒業式』を始めまぁ~す」
女と拍手してる。
この女もバカか?。
「それでは最初に、わたくし龍一父が、模範指導したいと思います」
また二人で拍手だ。
「俺…部屋に帰るわ」
「黙って見てろや…」
背中に寒気がした。
身体が動かなくなった。
よしよし、という顔をして朱美とキスをし始めた。
チュ…チュ…。
朱美の唇を吸って、彼女の舌が、親父の口を舐めてる。
抱き合って、耳から首筋までキスをしてる。
朱美はふるふると身体を震わせていた。
「あ…ん」
「よく見せてやろうぜ」
「恥ずかしいナ…」
「それがいいんだろ?」
「いじわる」
「可愛い息子のために協力しろよ…」
なんて会話を聞きながら、俺は二人に見入っていた。
親父が朱美の服を脱がせていく。
派手なブラジャーが現れた。
「あふ…ん…」
そのブラジャーを捲くった。
プルッと胸が飛び出した。白くて、綺麗だ…。
小さな乳首がツンとしていた。
親父が吸い付いた。
器用に舌を動かして、乳首を舐めてる。
「あっ!あん!」
吸って、舐めて、噛んでる。
「朱美…感じてる…ああ…んんっ!」
「ギャラリーがいるから…よけいだろ?」
「バカ…でも…そうかも…あああ…」
だんだん二人がエスカレートしてきた。
朱美のスカートに手を入れて、モゾモゾ動かしてる。
朱美の身体が、ビクビク痙攣し始めた。
スカートをめくって、パンティの中に手を入れてる。
彼女のパンティの中、親父の手が、複雑に動いてる。
俺は、親父の手の動きをジッと見てた。
朱美は、頭を振って喜んでる。
「朱美…どうだ?」
「あん…ダメ…欲しくなってくるよ!」
「まだだ…」
と言って、ズボンを脱いだ。
すげえ!。
でっけぇ~!。
ガチガチのビキビキだ!。
それを朱美の口に、押し込んでる。
「んあ…もが…」
「ふあ…朱美…たのむぜ…おあ…」
彼女しっかりくわえた。
むせそうな顔をしてる。
親父はわざと、俺の前で朱美の脚を開き、アソコを拡げた。
ピンク色に開いたところを舐めてる。
朱美は、親父の股間でうめいていた。
ピチャピチャ…。
チュル…チュル…。
すげえな…。
俺は今までにない興奮を感じてる。
まさか!。
そんなことない!。
俺はそんな事に興味がないはずだ!。
しかし、俺は興奮している。
痛いくらい、勃起していた。
目が離せない!。
親父と同じ事をしたがっている!。
「朱美…」
「早く!」
朱美がわかっているかのように、四つん這いになった。
親父は朱美の尻を掴み、後ろから入っていった。
「おほ…朱美…締まるな」
「あは…きつい…」
俺は二人の行為に釘付けになっていた。
「あっ!あはっ!いいよ!もっと!」
「ほらっ!ほらっ!」
「あんっ!すごい!」
「おうっ!はうっ!」
小さい時の…。
親父が、お袋との行為を見せ付けていた時の事を思い出した。
お袋の顔と、朱美の顔が、ダブッた!。
お袋…興奮してたんだ…。
親父が朱美を、後ろから突いてる。
でかいのが、朱美の中を出たり入ったり…。
「ああっ!すごい!あんっ!ああっ!」
「ほらっ!もっといい顔しろよ!」
「イヤッ!ああっ!」
「龍一!よくみとけ!女はこう扱うんだ!」
いつしか俺は、親父の話を夢中で聞いていた。
朱美の白い肌が、日焼けした親父に組み敷かれ、激しく身体を揺さ振られてる…。
茶色の巻き毛が振り乱れ、型のいい胸がフルフルしていた。
「おいっ!朱美!」
親父が朱美に合図をする。
俺に向かって、口を開けて、マイクを持つ仕草をしている。
俺には、なんの事か、分からなかった。
「龍一!出せ!朱美がくわえてくれるってよ!」
「えええっ!?」
「早く出せ!朱美が気持ちよくさせてくれるぞ」
「り…龍一くん…あっ!いいよ…くわえて…あんっ!あ…げる…」
そんな!。
できる訳がないじゃないか!。
あんたとは違うよ!。
「ホラッ!どうした!」
親父の顔が、険しくなってきた!。
いきなり朱美を放り投げ、俺に飛び掛かって来た!。
「うわっ!親父!」
「このガキ!じれったいんだよ!」
後ろから、羽交い締めにされた。
「何すんだ!離せよ!」
親父の屈強な身体で押さえられ、俺は身動きができない!。
脚も固定されて、完全に張り付け状態だ!。
「朱美!やれ!」
「はぁ~い」
「な…なにすんだよ?」
朱美が嬉しそうに、俺に近付いてきた。
「ほらほら…シコッ太ちゃんの卒業の瞬間だ」
「やめろ!あんたら頭おかしいんじゃねえか?」
コイツ!俺のズボンを脱がせ始めた。
「やめろ!」
パンツの上から、恥ずかしくも勃起した俺を触ってきた!。
「あは…こ~んなにしちゃって…」
脱がされた!。
「立派じゃあねぇか!さすがオレの息子のムスコだ!ダハハ!」
朱美が優しく触る…。
指先の動きが…。
「すごい…熱くなってる」
「なにすんだ!やめてくれー!」
ゆっくりしごかれた。
朱美の温かい手が、俺の勃起を包んでる。
俺は、歯を食いしばって耐えた!。
やめろ!。
やめてくれ!。
「ホラッ早くしてやんな…」
「楽しんじゃお…初めての子って可愛い…」
「そうか!おい!龍一!よかったナ!このお姉ちゃんがお前を天国に連れてってくれるってよ!」
普通、親がそんなことさせるか!?。
このオッサン狂ってる!。
「頂きまぁ~す」
って!。
なんだよ!。
朱美の頭が、俺のに近付く…。
ヌメッ…っと、生暖かくなった!。
うわっ!。
食べられた…。
「あむ…はむ…」
なんだなんだ!?。
訳が分からない!。
俺の勃起が、なんか変なモノの中に入ってる。
何かがはい回ってる。
身体が痺れた!。
チュ…チュ…。
朱美の口の中で、俺の勃起が弄ばれてる。
「どうだ?朱美のフェラは最高だろ?暖かくて、ヌメヌメでよ…」
俺は…。
動けなかった…。
いや…。
抵抗をやめた…。
初めての快感…。
舐められて…。
吸われて…。
身体の力が抜けていく。
腰がピリピリするような感覚に襲われた…。
「う…あ…」
思わず声を漏らした。
チュチュ…。
チュパチュパ…。
「はあっ!あっ!」
自分でしごかなくても、こんなに気持ちいいんだ…。
俺は、朱美の口撃にゆだねてしまった…。
「最高だろ…これを覚えたら、センズリなんて馬鹿馬鹿しいだろ」
親父が嫌な笑みを浮かべて俺に話し掛ける。
そっと親父が離れた。
俺はそのまま仰向けになり、朱美の思うがままになっていた。
「龍一くん…あたしの口に出していいからネ…」
「くう~っ!よかったな!どっさり出してやれ!オレはこっちに出してやるからな!」
親父は朱美のお尻を抱え上げ、また入って行った。
「ふんっ!むぐっ!」
俺をくわえながら、親父に揺さ振られてる。
俺は、朱美の髪の毛を掴んで、準備をしていた。
「おっ?龍一!出るのか?朱美!しっかり受けろよ!」
股の奥がビリビリする!。腰を突っ張ってきた!。
「あっ!あはっ!」
だんだん朱美の動きが、早くなってきた!。
ダメだ!。
頭が真っ白になった!。
「くうっ!」
朱美の動きが止まった。
口の中をモゴモゴさせた。
出しちゃうのか!?。
口の中に!。
やだよ!。
腰を引いた!。
朱美が俺の腰を掴んで、動きを止めた!。
吸い付かれた!。
「うわっ!うわっ!」
視界が狭くなった!。
親父のニヤけた顔が、一瞬だけ見えた!。
勃起が熱くなって…。
俺の何かがどんどん吸い取られていった。
初めての…。
今まで味わった事のない、射精感だった…。
朱美の口の中に、とめどもなく吐き出した。
「う…あ…」
「ん…んく…んん…」
すごい…。
俺が吐き出した後、朱美が激しく揺れた!。
「朱美!うまかったろ?若い男のエキスは!今度はこっちの口に、熟年のエキスをぶち込んでやるぞ!」
「ああっ!すご…すごい!朱美壊れちゃう!」
「壊れろ!ブッ壊してやるよ!」
俺の何かに火がついた!。
まだ硬い!。
先がチリチリする!。
何も考えられなくなってた!。
朱美の頭を掴み、口の中に勃起を押し込もうとしている!。
「あっ!龍一…く…あっ!イヤッ!」
「くわえろ!オラッ!」
「イヤッ…あぐっ!もが…」
無我夢中になってた!。
朱美の頭をブン回して、喉の奥まで押し込んでた!。
気持ちいい…。
「龍一!やるじゃねぇか!頑張れ!ダハハハハハ」
苦しがっている朱美の事なんて、知ったこっちゃない!。
俺が気持ちいい!。
きたきた!。
二回目の波が来た!。
「はうっ!はうっ!」
「ぐっ!げっ!もがっ!」
嫌がる朱美…。
このやろう…。
さっきのお返しだ!。
思い切り頭を引き寄せ、喉の奥で吐き出した!。
これだ…。
最高だ…。
親父は目を丸くして見ていた。
「げはっ!ごぼ…」
「馬鹿にすんじゃねぇ」
「オメェ…すげぇな…」
「親父…どけ…」
親父を朱美から離した。
そのまま朱美を犯した…。
わかったよ…。
俺はあんたの息子なんだよな…。
第三章へ続く…。
Author:緋色 唯
いらっしゃいませ。
緋色 唯の『感脳の世界』をお楽しみください。