感脳小説 悶々劇場
読んで…… 感じて……
学校に行くのが楽しみになっていた。
岩村先生、どんな顔してくるかな…?。
来ないかもね…。
まぁいっか、それでも…。
始業ベルが鳴った…。
おおっ!?。
来たよ!。
少し俺と目が合った。
伏せた…。
この反応がたまらなかった!。
俺は踏ん反り返って先生を眺めていた。
ホームルームが終わった。
呼び出しか?。
かまわねぇよ…。
俺にヘタ打ったら、あんたの立場も悪くなるんだからネ…。
しかし、何も言って来ない。
ちょっと残念…。
国語の真理子先生も学校に来ていた。
少しホッとした…。
しかし彼女は、動揺してるよ…。
楽しくてしょうがない。
オドオドしてるよ。
かなり堪えてるみたい。
次は誰にするか?。
心が躍るよ…。
そんなウキウキ気分で家に帰った。
あれっ?。
親父が帰って来てる。
それと…。
女の靴…。
「またやってんな?よく続くもんだナ…」
二階に上がっていく。
『あ…うん…ああっ!』
あれれ?。
そっとドアを開けた。
朱美じゃん…。
親父の上に乗っかって、腰を振ってる…。
『あっ!あんっ!』
相当だなぁ…。
グルグル腰を回しちゃって喘いでる。
「おう!龍一、帰って来たか!」
朱美はそんな事はお構いなしでやってる。
「あっ!あっ!すごい!」
「もうちょい待て!もうすぐで終わるからよ」
「そんな…ああっ!」
俺は、二人が終わるまで待った。
ブルブルッ!と震えて、朱美は親父の上で崩れ落ちた。
「はあっ!はあっ!」
満足げに、余韻に浸ってやがる。
「オラッ!どけ!」
親父が朱美を払いのけ、ベッドに座り込み、煙草を吸ってる。
「どうだった?先生?」
「最高だったよ…俺の顔をまともに見れないって感じだ…」
「そっか!ククク」
朱美が割って入る。
「あんたら…学校の先生もやったの?ひどい!」
「うるせーな…お前も龍一にやられても来てんじゃねぇか!」
と、朱美の胸を鷲掴んだ。
「痛っ!痛いわよ!」
親父はヘラヘラ笑いながら、朱美を構ってる。
結構気が合うんだろうな…。
「で…今度は?どうするよ…」
「う~ん…今、考えてる」
「かっ!まったく…面白くねぇな!」
「そんなこと言ったって」
そんなやり取りをしてる時に、朱美が親父の肩にもたれて言った。
「あたしにさぁ~…いい考えがあんだけど…」
「ああ?言ってみろ」
「あのね…」
朱美の…。
いや朱美さんの…。
ナイスアイデア!。
「よし!これで行こう!朱美!オメェなかなかだなぁ!」
「何年あんたと寝てると思ってんのよ…」
「そうだったな!よし!来い!ご褒美だ!龍一も来い!」
「あら…龍一くん…あれからどのくらい旨くなったかナ…」
「コイツか?あんまり変わらないぜ!ダハハ!」
そして…。
三人で楽しんだ…。
朱美…いや、朱美さんの提案…。
それは、とても面白い企画だった。
もうすぐ親父の誕生日がやって来る!。
それを盛大に盛り上げようって話だ。
俺は、バースデーパーティーの招待状を作った。
最高に綺麗でカッコイイやつ…。
二通…。
とんでもなくワクワクした。
次の日…。
俺は、ワクワクして学校に行った。
そして放課後…。
まず一人…。
真理子先生…。
「センセ!」
いきなり怯えた表情。
俺は、先生を校舎の外れにある、通路に呼んだ。
「そんな恐い顔しないでよ…センセ…」
「今度はなに?」
「いや…今後、ウチの親父の誕生日で…あの時のお詫びに招待します…色々イベントもありますから…来て…くれますよ…ネ!」
俺は、カードを渡した。
「いらないわ…」
そうくると思った…。
「ふ~ん…お詫びと仲直り…これ…いらない?」
「あっ!」
先生の目の前に、あの時の写真をチラつかせた。
引ったくり、ビリビリに破いた。
「一枚…返します…まだありますから…」
「行ったら…全部返してくれるの?」
「それは…先生次第だよ」「分かりました…行くわ」
「ありがとうございます!親父も心配してたから…『申し訳ありません』って言ってました…」
「嘘でしょ!?」
「お待ち申し上げます」
そう言って、胸を掴んだ。
「イヤッ!やめなさい!痛い!」
「ごめんなさい……それじゃ…」
俺は、悠々と真理子先生ののところを後にした。
次は、担任の岩村だ…。
職員室に行った。
「失礼します」
いたいた…。
またまた驚いてる。
キッ!と、俺を睨み付け、腕を引っ張った。
手間がはぶけたよ…。
「あなた…自分のしたことが分かってるの!?」
「セックスだよ…先生、気持ちよかったなぁ~」
「なんて…!それで…なんの用なの?」
俺はカードを渡した。
理由を話して…写真を返してやるからと話した…。
「わかったわ…約束は守ってね…」
「ハイッ分かりました」
これで、準備オッケー!。
後は当日を待つだけだ!。
親父のバースデーは土曜日だ!目一杯お祝いしてあげよう!。
そして…。
待ちに待った、その日がやって来た。
仲間の誘いも断り、足早に帰った。
「親父!ただいま!」
めずらしく帰りの挨拶、何年振りだろう…。
「おかえり…」
はあ?。
朱美?。
キッチンで料理してるよ。
エプロンなんかしちゃって!。
「なんでいるんだよ!店は?」
「大丈夫…今日は休み…アイデア出したのは、あたしだから参加させてネ…」
「まあ…そうだけど…裸エプロンは…」
「あらっ?お嫌い?キミのパパは大好きよ」
「はいはい…」
「龍一くん…これ、持ってって…」
大皿の料理!。
本格的だ!。
「朱美さん、すげえな!」
「これでも『女』よ」
テーブルに並べて…。
白々しく部屋を飾った。
「これで準備はOKネ!」
「おおっ!準備出来たか!?旨そうだ!さすが朱美だな!」
親父は上機嫌だ。
三人で笑ってた。
家族みたいだ…。
お袋が出て行かなかったら、こんなだったんだろうな…。
なんとなく、センチな気持ちになった。
そして、俺達は最高のゲストを待った!。
親父はウキウキだ!。
俺も…。
朱美も…。
しかし、まだ裸エプロンかよ!。
ピンポンピンポン…。
来た!。
まず最初のゲストは…。
真理子先生だ…。
拍手で迎えた!。
部屋の隅に座ってる。
「あらん…そんな隅っこ…お客様は、こ・ち・ら…ネッ!」
「何ですかあなたは!?」
「あらっ!私は、ここのメ・イ・ド…」
エプロンをヒラヒラさせて、挨拶してるよ。
アンタ…カルいな…。
「早く…返して下さい…」
「そう焦らないで下さいよ…まだあと一人くるから…」
俺達は、二人の来る時間を、わざとずらして招待したのだ。
お互いが驚く顔が見たかった。
「もうそろそろだな…」
「誰が来るの?」
真理子先生、すごく不安げに聞いてくる。
「先生のよ~く知ってる人だよ…」
ピンポンピンポン…。
来た!。
二人目のゲストだ!。
おずおずと入って来た。
「あっあっ!い…岩村先生…?」
「真理子先生!?どうして!?」
「あなたも…なの?」
真理子先生、コクリと頷いた…。
「よぉ~し、全員揃ったな!」
親父が立ち上がった。
一同!大拍手だ!!。
岩村先生、ワナワナ震えて怒ってる!。
「あなたたち!なんて…」
「先生…めでたい日にそんな顔しないしない!」
朱美がグラスにビールを注ぎながら、二人に手渡した。
「私達、来たから…あの時の写真を返して!」
おいおい…。
「だから…今日は楽しんで…そしたらちゃんと返しますって…」
俺は、二人の写真をチラつかせて言った。
「……」
「ささ、そんな辛気臭い顔しないで乾杯しよう!」
そして、大宴会が始まったのだ!。
盛り上がってるのは三人だけだけど…。
少し気分のよくなった親父が、話し出す。
「イマイチ盛り上がりに欠けるナ…オイ!朱美!なんかやれよ!」
「えぇ~?どうしよっかナ…?」
「朱美さん!頼みますよ」
俺も調子にのってた。
「しょうがないナ…」
朱美は、MDプレイヤーを持ってきた。
いきなりテーブルを片付け、その上に乗る。
何するんだ?。
「それじゃ…いくわよ」
スイッチON!。
身体をくねらせながら、踊り始めた!。
「おおっ!?いいね!」
親父は大喜びだ。
エプロンをチラチラ…。
尻をフリフリ踊ってる。
先生達二人は、どうしたらいいか分からない顔をしている。
その二人の前で、大開脚。
「どう?あなたたちのより綺麗かしら…うふふ」
あんたもすげえよ。
二人は、顔を真っ赤にして目を伏せてる。
ジャーン…。
曲が終わった…。
「ブラボー!」
「朱美さん最高!」
テーブルの上でお辞儀までしちゃってる。
トン!と、テーブルから飛び降りて、親父にキスの嵐だ!。
「最高の誕生日だ!さあ次は…先生達になんかやってもらうか?」
「賛成!先生…なんかやってよ!」
「私みたいに踊る?」
「あんたなんかと一緒にしないで!」
岩村先生が、噛み付いて来た!。
「なに言ってんのよ…あんた、この二人に好きにされてヒーヒーだったくせに」
「あれは…」
「この先生…ムカつく…」
朱美が膨れっ面でビールを飲んでる。
そして、二人を見てニヤりと笑った。
「ね…ここでレズってよ」
意外な朱美…いや、朱美さんの発言!。
「おっ!おっ!いいねぇ~『女教師、禁断の愛』ってやつか!」
親父は大喜びだ。
岩村先生がまた噛み付く。
「そんな!女同士なんて…できる訳ないじゃない!あなたたち、絶対おかしい!狂ってるわ!」
狂ってる…。
俺達にとっては、まさに『褒め言葉』だ…。
ゾクゾクするよ…。
その分、もっと虐めたくなるんだ…。
「ごめんなさい…これ…返します…そこまで言われたら…」
俺は、二人に写真を返した…。
ネガも一緒に…。
慌てて写真を取り上げ、見事に破り捨ててる。
まだ…。
あるんだよ…。
あんた達のサプライズが…。
「そうだった!先生に見てもらいたいのがあんだけど…」
俺は、ノートパソコンを取り出し、二人に見せた。
みるみるうちに、顔色が変わった。
「今、ホームページ作ってんだけど、こんな感じ…どうかな…?」
真理子先生が目を背け、岩村先生は唇を噛み締めて震えてる。
「まだアップロードしてないんだけど…どうしたらいい?」
「あなた…」
「だ・か・ら、早くしてよ…センセ…でないと、ENTER…」
「やめて!!」
真理子先生が叫んだ!。
「わかったから…」
「真理子先生!ダメ!こんな連中に負けちゃ!」
「言うこと聞くから…もうやめて!」
「ダメよ!こいつらの思いのままになっては!」
「もう耐えられない!」
「真理…うっ!」
真理子先生が岩村先生の唇を塞いだ…。
「真理…子先生…ダメ」
「いや…やるしかないんです…もうイヤッ…」
真理子先生…必死だ。
岩村先生のブラウスの上から胸を揉み始めた。
「私…上手に出来ないけど…」
「バカなこと言わないで…そんな…」
「演技すんじゃねぇぞ…マジにやってくれなきゃ」
親父はニヤニヤしてる。
俺もレズなんて観るのは始めてだ!。
それも生で!しかも俺の学校の先生だよ!。
興奮するよ!。
真理子先生のお触りに耐えてる岩村…。
服を脱がせて…。
相変わらず派手な下着だ…しっかりブラジャーも外された。
「岩村先生のオッパイ…綺麗…」
「真理子先生…そんな事…言わないで…」
そんな事言いながら、しっかり乳首が起ってますよ。
真理子が、岩村の乳首に吸い付いた。
岩村は身体をブルッと震わせていた。
第六章へ続く…。
Author:緋色 唯
いらっしゃいませ。
緋色 唯の『感脳の世界』をお楽しみください。